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平成30年度 第2回中央労使協働委員会 概要

(日時) 平成30年12月17日(月) 10:00~10:50
(場所) プレゼンテーションルーム
(参加者) 県)知事、稲垣副知事、総務部長、総務部副部長(行政運営担当)、
     総務部副部長(財政運営担当)、総務課長、行財政改革推進課長、人事課長、
     福利厚生課長、管財課長
     組合)中央執行委員長、副中央執行委員長、書記長 他
(議題) 1 ワーク・ライフ・マネジメントの上半期の検証について
     2 日本一、働きやすい県庁(しょくば)アンケート2018の概要について

議題に入る前に知事及び委員長のあいさつ

(知事)
 今年度、2回目の中央労使協働委員会。ワーク・ライフ・マネジメント(以下、WLM)など、日頃の県職労のご協力に、改めて感謝を申し上げる。
 今日は、WLMの上半期検証と、職員満足度アンケートの結果概要の2点となるが、いずれも、「日本一、働きやすい県庁(しょくば)」に関わる重要な内容である。前向きで活発な議論をお願いしたい。
 WLMについては部局間の二極化、温度差についての課題がある。
 また、職員満足度アンケートでの職階や部局による数値の差など、個別具体的な議論は難しいところはあるが、それぞれの部局や職場で対応策を考えるヒントとなるような議論となるようにしたい。
 また最近、県民の皆さんの信頼を損なうような不適切な事務処理が発生している。この場で直接扱う議題ではないが、県民の皆さんの信頼回復に向けてご協力をお願いしたい、
 
(委員長)
 WLMの推進について、昨年度の労協セミナーにおいて、知事と私から「各職場で1つでも改善策を」と提案させていただいたところであるが、残念ながら全所属で提案があったか検証はできていない現状である。
 今年度の満足度アンケートの結果を見たところ、所属長のマネジメントが低いという点が少し見受けられた。風通しのよい職場、風土づくりを進めていくためにご協力をお願いしたい。
 時間外勤務については、WLMは来年度(平成31年度)が目標年度である。また、時間外勤務の上限については人事院が規則制定の予定である。詳細は不明であるが、今後「他律的業務」とは何かということを、職員団体として人事委員会、総務部に対して確認すべきと考えている。そうしなければ、いわゆる過重労働対策につながらないと考えている。
 人事院規則を見つつ、3月の中央労協でWLMの取組との整合性に議論を継続させていきたい。
 
以下、発言は○が労側、●が使側である。
 
1  ワーク・ライフ・マネジメントの上半期の検証について
※行財政改革推進課長及び人事課長から資料説明
○忙しい職場は議論する時間を確保することが大変なので、議論するからには変化を感じることができるようにすることが重要。所属長の意識改革、強い決意を持ってやっていただきたい。
 
●所属長はリーダーシップに関して、自覚と進め方のノウハウ等、意識をしながら取り組んできている。所属長ひとりでのリーダーシップは難しいところもあるので、班長や班長代理と連携し、一緒になって取り組む必要性があるとの声を聞いている。所属長のリーダーシップについて、聴き取り方も含めてさらに具体事例の推進を進めていきたい。
 
○超長時間勤務者の見込について、現時点で8月末時点見込を超えている部局もあると聞いている。目標内に収まる見込みとなっていても、中間時点で見込みを把握する意義を確認し、年間実績を把握するまで何の努力もしないということがないようにしてほしい。
 
●部局における短いスパンでの進捗管理とともに、職場アクションシートで毎月進捗状況を確認していく。
 
○これまでのノウハウの展開について、まずは所属の中で活用、そして所属で解消できないことは、部局が中心になって調整するとともに解消に向けて県全体で取り組んでほしい。
 
●部局間での二極化は治まったように見えるが、所属間での二極化にシフトしている。部局においては所属間の二極化などに留意して取り組むよう話をしている。
 
○部局任せではなく、しっかり全体として取り組んでほしい。
 
●昨年度から部局長会議で各部局の状況を3か月ごとに共有しており、その効果もあってか実績が改善している部局もある。一方で、部局の中の二極化が現れてきているので、引き続き全体としてがんばっていく。
 
2  日本一、働きやすい県庁(しょくば)アンケート2018の概要について
※コンプライアンス・労使協働推進監から資料説明
〇防災対策部、戦略企画部が全体と比較して低い結果となっている。
 また、昨年度との比較の中でも防災対策部、戦略企画部、議会事務局の満足度が下がっている。対処療法的に対応できることもあると思う。満足度が低い状態が長く続かないよう、各部局において思い当たる節があれば早めに手を打つ必要がある。
 各部局においても次年度の満足度向上に向けて取り組んでいただきたい。
 
●満足度アンケート結果は各部局に渡している。各部局の部労協でも議論していただきたい。
 議会事務局は回答数が20名程度と少ないことも影響していると思う。
 
〇きちっと、各部局の中で議論していただければと思う。
 
●各部局のコントラストがはっきりしている。各部局の部労協で原因分析をしっかりしてほしい。
 
〇日本一、働きやすい県庁(しょくば)の検討へ向けて、満足度の底上げをしていく必要がある。防災対策部が50点台を推移しているのは問題である。
 以前も知事から「もう少し掘り下げて分析し、対策を考える必要がある」と指摘があったと思う。経年の満足度の数字もはっきりしているので満足度アンケート結果を小委員会で揉んで、しっかり対策についても検討していただきたい。
 
●今年3月の中央労協において、全体分析を行い共有させていただいたところである。各部局の要因・対策について、どのように全体に展開できるかはもう少しよく考えていく必要があると考えている。
 個別の部局と相談して、どのように掘り下げて、どのように共有するかは今後の宿題とさせていただきたい。
 
〇全体としては微減傾向だが、「WLM充実に向けた雰囲気」、「子育て介護への理解・支援」が上昇している点では、7月に地域で行った「働きやすい職場づくりに向けた勉強会」の結果が少し出ているとも思える。小委員会で今後の取組について検討いただきたい。
 また、「勤務時間の削減のために管理職が中心となって業務見直しなどの取組が行われているか」の満足度が下がっているが残念である。この点についても原因の分析・検討をいただきたい。
 
●管理職を中心に業務見直しに取り組むことは大事なことなので、そういった姿勢をしっかり示せるように引き続き取り組んでいきたい。
 
3  その他(全体を通じて)
(委員長)
 冒頭も申し上げたが、満足度アンケートの「勤務時間の削減のために管理職が中心となって業務見直しなどの取組が行われているか」という点は、役職別のクロス集計をした場合、管理職以外ではかなり低い結果だと思う。風通しのよい職場が、働きやすい職場、やりがいを感じる職場につながっていくかを見ていく必要がある。
 働きやすさとは、楽をしようとする意味ではなく、自分のパフォーマンスを発揮できる職場かどうかというところにある。できる限り満足度のアベレージを上げる必要がある。
 項目の深掘りも必要である。また、防災対策部がずっと低いのは他律的、災害などの突発的な業務が多く、スケジュール的に仕事ができないところにあると思われる。
 組織的な改善を話していただく、知事から改善について発破をかけていただくと、防災対策部の職員のモチベーションが上がると思う。
 
(知事)
 1つの部局がどのような課題があり大きく点数が下がった、ある部局は、こういった取組で点数が大きく上がったということを繋げて共有するのが中央労使協働委員会の場である。
 防災対策部や戦略企画部等はどんな項目が下がっているのか、満足度が上がっている部局はどんな項目が上がっているのかを堀り下げて分析して、委員長がいう発破かけを行っていきたい。
 冒頭の、時間外の上限規制については、人事院の規則改正や総務省からの技術的助言をふまえて、条例改正、人事委員会規則の改正については引き続き意見交換をお願いしたい。
 
●防災対策部は、宿日直の見直しを行った際に、満足度が改善した時もある、
 各部局の深堀り分析においては、全庁統一の課題、固有の課題があると思う。
 今年3月の全体分析においては支えあいの仕組み、マネジメント層の役割の役割が重要という結果が出たところである。みんなで支え合いに取組み、その取組みを引っ張っていくのが所属長である。所属長だけでなく班長、班長代理も含めたマネジメント層の取組において満足度の底上げを図っていきたい。
 
(委員長)
 WLMは県の組織としての取組であり、管理職のみに任せるつもりではない。
 WLMは、班長、班長代理も含めて組織で取組んでいくものであり、労側も参画して職場全体で協力して進めたいと考えている。今後とも協力をお願いいしたい。

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三重県 総務部 人事課 育成・研修センター班 〒514-8570 
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電話番号:059-224-2103 
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