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平成25年04月16日

保健・医療・福祉 総合情報

人口動態の概況 

平成16年の人口動態の概況は表1のとおりである。

  三重県 全国(率)
実数 平成16年
平成
16年
平成
15年
平成
16年
平成
15年
対前年比 1日当り
件数
平均
発生間隔
(時間:分:秒)
平成
16年
平成
15年
実数 率(%)
出生 16,287 16,497 8.9 9.0 △ 210 △ 0.1 44.5 00:32:22 8.8 8.9
死亡 16,030 15,872 8.7 8.7 158 0.0 43.8 00:32:53 8.2 8.0
乳児
死亡
38 49 2.3 3.0 △ 11 △ 0.7 0.10 231:09:29 2.8 3.0
新生児
死亡
17 27 1.0 1.6 △ 10 △ 0.6 0.05 516:42:22 1.5 1.7
死産 395 441 23.7 26.0 △ 46 △ 2.3 1.1 22:14:17 30.0 30.5
自然
死産
145 184 8.7 10.9 △ 39 △ 2.2 0.4 60:34:46 12.5 12.6
人工
死産
250 257 15.0 15.2 △ 7 △ 0.2 0.7 35:08:10 17.5 17.8
婚姻 9,600 10,156 5.2 5.5 △ 556 △ 0.3 26.2 00:54:54 5.7 5.9
離婚 3,595 3,895 1.96 2.12 △ 300 △ 0.2 9.8 02:26:37 2.15 2.25

1 出生 

(1)出生数及び出生率

本県の出生数は昭和49年以降減少傾向にあったが、平成4年からは増加と減少をくりかえしている。
平成16年は前年より210人減少し、出生率も前年に比べ0.1ポイント下回り8.9となった。
合計特殊出生率も平成16年は前年に比べ0.01ポイント減少し1.34となった。

表2出生率及び合計特殊出生率の推移
年次 出生率(人口千対) 合計特殊出生率
三重県 全国 三重県 全国
昭和25年 25.9 28.1 ・・・  3.65
30 17.3 19.4 ・・・  2.37
35 16.2 17.2 1.95 2.00
40 17.9 18.6 2.19 2.14
45 16.9 18.8 2.04 2.13
50 15.9 17.1 1.99 1.91
55 12.7 13.6 1.82 1.75
60 11.3 11.9 1.80 1.76
H2 10.1 10.0 1.61 1.54
7 9.6 9.6 1.50 1.42
9 9.6 9.5 1.43 1.39
11 9.4 9.4 1.38 1.34
12 9.5 9.7 1.48 1.36
13 9.3 9.3 1.38 1.33
14 9.4 9.2 1.40 1.32
15 9.0 8.9 1.35 1.29
16 8.9 8.8 1.34 1.29

 

(2)市町村別出生数

出生率を市町村別にみると、最も高かったのは川越町の13.2であり、次いで小俣町、楠町が11.8、嬉野町11.3などとなっている。
出生率が10.0以上は10市町村で昨年と同数であった。

表3 出生率の高い市町村及び低い市町村
  市町村名( )内数値は当該市町村の人口千対出生率
出生率(人口千対)が
11.0以上の市町村
川越町(13.2) 楠町(11.8) 嬉野町(11.5) 小俣町(11.8)
出生率(人口千対)が
6.0未満の市町村
木曽岬町(4.9) 美里村(5.8) 美杉村(3.3) 飯高町(4.8)
宮川村(3.8) 南勢町(4.4) 南島町(4.0) 大宮町(3.8)
紀勢町(5.7) 紀伊長島町(5.7) 海山町(5.9) 紀和町(4.3)

図3 市町村別出生率

平成16年                         平成15年

 

(3)出生順位と母の出産年齢

出生児16,287人の出生順位の割合は、第1児が7,7444人で全体の47.5%、第2児が6,288人で38.6%、第3児が1,881人で11.5%となっており、前年と比べ第2児、3児の割合が増加し、第1児の割合が減少した。

母の年齢階級別出生数は、25~29歳の出生数が全体の36.7%で最も多く、次いで30~34歳が36.6%、20~24歳が12.5%などとなっている。

図4 出生順位別出生割合

 

表4 母の年齢階級別出生数とその割合(単位 人・%)
年次 ~19歳 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~
  (5) (63) (30) (1)
昭和25年 1,928 23,963 11,474 516
  (2) (32) (40) (19) (6) (1) (0)
30 398 8,031 10,236 4,847 1,570 352 22
  (1) (33) (46) (16) (4) (1) (0)
35 322 7,938 11,057 3,797 859 149 7
  (1) (33) (45) (17) (4) (0) (0)
40 356 8,887 12,042 4,652 998 109 9
  (1) (31) (49) (15) (3) (0) (0)
45 252 8,176 12,818 3,947 857 100 4
  (1) (31) (49) (15) (3) (0) (0)
50 249 7,710 13,868 3,386 589 63 2
  (1.0) (23.4) (53.3) (19.8) (2.3) (0.2) (0.1)
55 206 5,017 11,430 4,254 484 53 2
  (1.3) (22.1) (50.8) (21.3) (4.1) (0.4) (0.1)
60 255 4,355 10,038 4,209 809 77 2
  (1.5) (17.9) (50.8) (24.2) (4.8) (0.7) (0.1)
平成2年 272 3,205 9,104 4,343 866 125 2
  (1.2) (17.5) (45.5) (28.9) (6.2) (0.6) (0.1)
7 208 3,061 7,961 5,066 1,087 112 5
  (1.4) (16.5) (45.3) (29.4) (6.7) (0.7) (0.1)
12 320 2,494 7,612 5,643 1,496 160 1
  (1.8) (14.1) (42.9) (31.8) (8.4) (0.9) (0.0)
13 305 2437 7078 5613 1500 154 7
  (1.8) (14.3) (41.4) (32.8) (8.8) (0.9) (0.0)
14 361 2232 7076 5759 1579 175 8
  (2.1) (13.0) (41.2) (33.5) (9.2) (1.0) (0.0)
15 314 2122 6214 5933 1724 185 5
  (1.9) (12.9) (37.6) (36.0) (10.5) (1.1) (0.0)
16 319 2030 5971 5966 1791 207 3
  (2.0) (12.5) (36.7) (36.6) (11.0) (1.3) (0.0)
全国 18,591 136,486 370,220 415,903 150,222 18,790 499
注:年齢不詳があるため、年齢階級別の合計が総出生数と一致しないことがある。

2 死亡 

(1)死亡数及び死亡率

本県の死亡数は昭和60年以降増加傾向に転じ、平成7年から13年は大きな変動はみられなかったが、近年は上昇する傾向にある。
死亡率の推移は表5のとおりで、本県の平成16年死亡率は全国の8.2よりも0.4ポイント高い。

第5表 死亡率の推移
年次 死亡率(人口千対)
三重県 全国
昭和25年 11.1 10.9
30 8.2 7.8
35 8.7 7.6
40 8.3 7.1
45 8.2 6.9
50 7.5 6.3
55 7.2 6.2
60 7.3 6.3
平成2年 7.6 6.7
7 8.3 7.4
11 8.3 7.8
12 8.3 7.7
13 8.2 7.7
14 8.4 7.8
15 8.7 8.0
16 8.6 8.2

 

(2)市町村別死亡率

死亡率を市町村別にみると、最も高かったのは紀和町の20.1であり、次いで宮川村が19.1、飯高町が17.6、紀勢町が17.4などとなっている。死亡率が10.0以上は23市町村で前年より7市町村減少した。

表6 死亡率の高い市町村及び低い市町村
  市町村名( )内数値は当該市町村の人口千対死亡率
死亡率(人口千対)が
13.0以上の市町村
紀和町(20.1) 宮川村(19.1) 飯高町(17.6) 紀勢町(17.4)
美杉村(16.5) 南島町(15.9) 御浜町(15.8) 南勢町(14.8)
紀伊長島町(14.1) 大内山村(13.7) 熊野市(13.0)  
死亡率(人口千対)が
7.0未満の市町村
川越町(6.0) 東員町(6.6) 鈴鹿市(6.6) 小俣町(6.6)
木曽岬町(6.4)      

図6 市町村別死亡率

平成16年                    平成15年

 

3 死因の概要 

(1)主要死因別死亡数の順位

死因の第1位は悪性新生物で、第2位は心疾患、第3位は脳血管疾患と、いわゆる3大死因が上位を占めている。この3大死因の全死亡に占める割合は56.5%で、全国の59.2%よりやや低い。
死因別の死亡率を全国と比較すると、「糖尿病」、「心疾患」、「脳血管疾患」、「腎不全」、「肺炎」、「慢性閉塞性肺疾患」、「老衰」、「不慮の事故」が全国を上回っている。
死亡率の全国順位で高位のものは、「老衰」第2位(36.8)、「不慮の事故」第8位(43.5)などである。
※なお、死因については、平成7年1月から、ICD-10が摘要され、死亡診断書(死体検案書)が改正されたことにより、それ以前の統計と比較して大きな変化がみられる。

第7表 主要死因別死亡数と死亡率・構成比
死因別
死亡順位
死亡数
(三重県)
死亡率
(人口10万対)
構成比(%)
(平成16年)
平成
16年
平成
15年
対前年
増減数
三重県 全国
平成
16年
平成
15年
平成
16年
平成
15年
三重県 全国
  総数 16030 15872 158 874.5 865.9 815.2 804.7 100.0 100.0
1 悪性新生物 4504 4407 97 245.7 240.4 253.9 245.4 28.1 31.1
2 心疾患 2485 2566 △ 81 135.6 140.0 126.5 126.5 15.5 15.5
3 脳血管疾患 2062 2120 △ 58 112.5 115.7 102.3 104.7 12.9 12.5
4 肺炎 1471 1357 114 80.3 74.0 75.7 75.3 9.2 9.3
5 不慮の事故 797 733 64 43.5 40.0 30.3 30.7 5.0 3.7
6 老衰 674 655 19 36.8 35.7 19.1 18.6 4.2 2.3
7 自殺 387 456 △ 69 21.1 24.9 24.0 25.5 2.4 2.9
8 腎不全 326 293 33 17.8 16.0 15.2 14.9 2.0 1.9
9 慢性閉塞性肺疾患 257 233 24 14.0 12.7 10.7 10.8 1.6 1.3
10 糖尿病 203 237 △ 34 11.1 12.9 10.0 10.2 1.3 1.2

(2)年齢階級別の死因

年齢階級別にみた死因順位は表8のとおりである。40~84歳までの年齢階級で「悪性新生物」が1位をしめており、85歳以上は「心疾患」が1位となっている。
年齢階級別の死因上位をみると、5~39歳では「不慮の事故」、15歳~59歳の年齢階級では「自殺」が多い。45歳以上では「悪性新生物」、「心疾患」、「脳血管疾患」のいわゆる3大死因が過半数を占め、70歳以上では、3大死因の他「肺炎」も多くなっている。

 
 
表8 年齢階級別にみた死因順位、死亡率(人口10万対)・割合%
年齢 1 2 3 4 5
死因 死因 死因 死因 死因
総数 悪性新生物 245.7 心疾患(高血圧性を除く) 135.6 脳血管疾患 112.5 肺炎 80.3 不慮の事故 43.5
28.1 15.5 12.9 9.2 5.0
0歳 先天奇形、変形及び染色体異常 86.3 周産期に発生した病態 30.8 乳幼児突然死症候群 24.7 不慮の事故 18.5 敗血症 12.3
36.8 13.2 10.5 7.9 5.3
1歳 ~
4歳
不慮の事故 7.1 悪性新生物 2.8 ●心疾患(高血圧性を除く) 2.8 ●肺炎 2.8 ●先天奇形、変形及び染色体異常 2.8
31.3 12.5 12.5 12.5 12.5
5

9
悪性新生物 4.4 先天奇形、変形及び染色体異常 2.2 肺炎 1.1 ●不慮の事故 1.1    
36.4 18.2 9.1 9.1  
10~14 不慮の事故 2.1 腸管感染症 1.1 ●悪性新生物 1.1 ●その他新生物 1.1 ●糖尿病 1.1
25.0 12.5 12.5 12.5 12.5
15~19 不慮の事故 14.3 自殺 5.7 悪性新生物 1.9 ●心疾患(高血圧性を除く) 1.9 その他新生物 1.0
48.4 19.4 6.5 6.5 3.2
20~24 不慮の事故 15.0 自殺 13.0 悪性新生物 5.0 心疾患(高血圧性を除く) 3.0 その他新生物 2.0
31.3 27.1 10.4 6.3 4.2
25~29 不慮の事故 21.0 自殺 17.5 悪性新生物 4.4 心疾患(高血圧性を除く) 3.5 脳血管疾患 2.6
37.5 31.3 7.8 6.3 4.7
30~34 自殺 22.8 不慮の事故 14.0 悪性新生物 8.8 心疾患(高血圧性を除く) 5.2 その他新生物 2.2
35.2 21.6 13.6 8.0 3.4
35~39 不慮の事故 20.7 悪性新生物 19.9 自殺 18.2 心疾患(高血圧性を除く) 6.6 脳血管疾患 2.5
26.3 25.3 23.2 8.4 3.2
40~44 悪性新生物 45.1 自殺 26.0 不慮の事故 13.0 心疾患(高血圧性を除く) 7.8 脳血管疾患 4.3
38.2 22.1 11.0 6.6 3.7
45~49 悪性新生物 56.1 自殺 33.3 心疾患(高血圧性を除く) 21.0 ●不慮の事故 21.0 脳血管疾患 14.9
30.2 17.9 11.3 11.3 8.0
50~54 悪性新生物 129.7 心疾患(高血圧性を除く) 30.0 自殺 29.2 脳血管疾患 24.7 不慮の事故 21.7
46.1 10.7 10.4 8.8 7.7
55~59 悪性新生物 199.8 心疾患(高血圧性を除く) 56.2 不慮の事故 33.4 ●自殺 33.4 脳血管疾患 32.0
45.5 12.8 7.6 7.6 7.3
60~64 悪性新生物 313.1 心疾患(高血圧性を除く) 92.0 脳血管疾患 55.7 自殺 34.8 不慮の事故 30.9
46.6 13.7 8.3 5.2 4.6
65~69 悪性新生物 491.3 心疾患(高血圧性を除く) 138.3 脳血管疾患 104.6 不慮の事故 55.5 肺炎 38.2
44.8 12.6 9.5 5.1 3.5
70~74 悪性新生物 722.6 心疾患(高血圧性を除く) 243.1 脳血管疾患 176.7 不慮の事故 89.8 肺炎 88.9
41.1 13.8 10.1 5.1 5.1
75~79 悪性新生物 1007.5 心疾患(高血圧性を除く) 490.0 脳血管疾患 394.4 肺炎 253.4 不慮の事故 137.4
33.2 16.2 13.0 8.4 4.5
80~84 悪性新生物 1250.5 心疾患(高血圧性を除く) 795.6 脳血管疾患 711.4 肺炎 559.1 不慮の事故 170.3
25.4 16.2 14.5 11.4 3.5
85~ 心疾患(高血圧性を除く) 2258.9 脳血管疾患 2078.7 肺炎 1877.8 悪性新生物 1679.1 老衰 1318.8
18.0 16.6 15.0 13.4 10.5

注 1)死因順位の選び方については巻頭の付表を参照。
   2)乳児の死因については、乳児死因分類による。
   3)率の上段は各年齢階級別人口10万に対する死亡率、下段は各年齢階級別死亡率に対する割合。
   4)死因欄の●印は、●印のない直近上位と同順位を表す。

(3)主要死因別死亡数及び死亡率の推移

「悪性新生物」「心疾患」「脳血管疾患」の3大死因及び「糖尿病」による死亡数及び死亡率の推移は表9のとおりであり、平成16年においては、「心疾患」「脳血管疾患」「糖尿病」の死亡率が全国を上回った。
死亡率の全国順位をみると、「悪性新生物」は38位と低位であるが、「糖尿病」は16位と上位になっている。「心疾患」は28位、「脳血管疾患」は26位で中位となっている。

表9 主要死因別死亡数及び死亡率の推移
年次 死亡数 死亡率(人口10万人対)











尿
悪性
新生物
心疾患 脳血管
疾患
糖尿病
三重県 全国 三重県 全国 三重県 全国 三重県 全国
昭和25年 1,190 950 1,814 50 78.8 77.4 65.0 64.2 124.1 127.1 3.4 2.4
30 1,421 1,073 2,022 54 95.7 87.1 66.8 60.9 136.1 136.1 3.6 2.5
35 1,677 1,323 2,501 102 112.9 100.4 91.0 73.2 168.4 160.7 6.9 3.4
40 1,847 1,479 2,769 115 122.0 108.4 98.3 77.0 182.8 175.8 7.6 5.2
45 2,050 1,682 3,092 176 133.6 116.3 109.8 86.7 201.6 175.8 11.5 7.4
50 2,243 1,838 3,075 197 137.9 122.6 113.0 89.2 189.1 156.7 12.1 8.1
55 2,480 2,176 2,742 168 146.7 139.1 128.7 106.2 162.2 139.5 9.9 7.3
60 2,723 2,472 2,584 184 156.6 156.1 142.2 117.3 148.7 112.2 10.6 7.7
平成2年 3,137 2,910 2,247 185 176.0 177.2 163.3 134.8 126.1 99.4 10.4 7.7
5 3,475 3,188 2,188 163 192.3 190.4 176.4 145.6 121.1 96.0 9.0 8.3
6 3,528 2,765 2,221 226 194.3 196.4 152.3 128.6 122.3 96.9 12.4 8.8
7 3,808 2,341 2,566 278 208.7 211.6 128.3 112.0 140.6 117.9 15.2 11.4
8 3,898 2,384 2,515 239 212.9 217.5 130.2 110.8 137.4 112.6 13.1 10.3
9 3,919 2,315 2,343 238 213.8 220.4 126.3 112.2 127.8 111.0 13.0 9.9
10 4,101 2,322 2,307 209 223.2 226.7 126.4 114.3 125.6 110.0 11.4 10.0
11 4,254 2,368 2,157 220 231.3 231.6 128.8 120.4 117.3 110.8 12.0 10.2
12 4,409 2,359 2,108 245 240.5 235.2 128.7 116.8 115.0 105.5 13.4 9.8
13 4,217 2,319 2,094 212 229.8 238.8 126.4 117.8 114.1 104.7 11.6 9.6
14 4,342 2,438 2,024 247 236.9 241.7 133.0 121.0 110.4 103.4 13.5 10.0
15 4,407 2,566 2,120 237 240.4 245.4 140.0 126.5 115.7 104.7 12.9 10.2
16 4,504 2,485 2,062 203 245.7 253.9 135.6 126.5 112.5 102.3 11.1 10.0

 

(4)悪性新生物の部位別死亡数及び死亡率

部位別に悪性新生物の死亡数をみると、前年と比べ、「肝及び肝内胆管」「悪性リンパ腫」が減少し、「気管・気管支及び肺」「膵」などが増加した。

表10 悪性新生物の部位別死亡数及び死亡率
  死亡数
(三重県)
死亡率
(人口10万対)
平成
16年
平成
15年
対前年
増減数
三重県 全国
平成
16年
平成
15年
平成
16年
平成
15年
総数 4,504 4,407 97 245.7 240.4 253.9 245.4
口唇、口腔及び咽頭 64 74 △ 10 3.5 4.0 4.4 4.5
食道 115 136 △ 21 6.3 7.4 8.9 8.8
740 748 △ 8 40.4 40.8 40.1 39.3
結腸 341 342 △ 1 18.6 18.7 21.0 20.5
直腸S状結腸移行部及び直腸 183 187 △ 4 10.0 10.2 10.8 10.4
肝及び肝内胆管 430 456 △ 26 23.5 24.9 27.4 27.0
胆のう及びその他の胆道 231 240 △ 9 12.6 13.1 13.0 12.6
343 303 40 18.7 16.5 17.6 16.8
喉頭 10 7 3 0.5 0.4 0.8 0.8
気管・気管支及び肺 965 855 110 52.6 46.6 47.5 45.0
皮膚 11 13 △ 2 0.6 0.7 0.9 0.9
乳房 149 127 22 8.1 6.9 8.4 7.8
子宮 86 76 10 9.1 8.0 8.6 8.2
卵巣 77 46 31 8.2 4.9 6.8 6.6
前立腺 119 114 5 13.4 12.8 14.4 13.7
膀胱 59 78 △ 19 3.2 4.3 4.4 4.3
中枢神経系 22 17 5 1.2 0.9 1.3 1.2
悪性リンパ腫 109 131 △ 22 5.9 7.1 6.7 6.7
白血病 86 88 △ 2 4.7 4.8 5.6 5.6
その他のリンパ組織、造血組織及び関連組織 60 62 △ 2 3.3 3.4 3.1 3.0

注: 子宮、卵巣の死亡率は女子人口10万対の値である。
    前立腺の死亡率は男子人口10万対の値である。
    算出に用いる人口は、厚生労働省公表の日本人人口である。

4 乳児死亡 

乳児の生存は妊娠中の母体の健康状態、養育条件等の影響を強く受けることから、地域の衛生状態、生活水準を反映する指標として重視されている。
平成16年は前年に比べると、乳児死亡数、新生児死亡数は減少した。
全国と比較すると、新生児死亡率は0.5ポイント下回っている。

表11 乳児死亡数及び新生児死亡数の推移
年次 出生数 乳児
死亡数
新生児
死亡数
乳児
死亡率(
出生千対)
新生児
死亡率(出生千対)
三重県 全国 三重県 全国
昭和 25年 37,240 2,514 66.9 60.1 27.4
30 25,456 1,068 585 41.8 39.8 22.7 22.3
35 24,113 787 429 32.6 30.7 17.8 17.0
昭和40 27,057 522 325 19.3 18.5 12.0 11.7
45 26,154 347 241 13.3 13.1 9.2 8.7
50 25,862 244 182 9.4 10.0 7.0 6.8
55 21,446 165 107 7.7 7.5 5.0 4.9
60 19,745 118 79 6.0 5.5 4.0 3.4
平成 2年 17,917 92 61 5.1 4.6 3.4 2.6
7 17,500 87 47 5.0 4.3 2.7 2.2
12 17,726 57 28 3.2 3.2 1.6 1.8
13 17,094 63 30 3.7 3.1 1.8 1.6
14 17,190 59 34 3.4 3.0 2.0 1.7
15 16,497 49 27 3.0 3.0 1.6 1.7
16 16,287 38 17 2.3 2.8 1.0 1.5

図10乳児死亡率及び新生児死亡率の推移

 

5 死産 

平成16年の死産数は395胎で、前年に比べ46人減少し、死産率は2.3ポイント下回った。
全国と比較すると、自然死産率は3.8ポイント、人工死産率が2.5ポイントそれぞれ下回っている。

表12 死産数及び死産率の推移
年次 死産数 死産率(出産千対) 人工死産
の割合(%)
総数 自然 人工 三重県 全国
総数 自然 人工 総数 自然 人工 三重県 全国
昭和 25年 3,453 1,604 1,849 83.5 38.8 44.7 84.9 41.7 43.2 53.5 50.9
30 2,703 1,178 1,525 95.0 41.4 53.6 95.8 44.5 51.3 56.4 53.6
35 2,584 1,304 1,280 96.7 48.4 47.9 100.4 52.3 48.1 49.5 47.9
40 2,145 1,136 1,009 73.5 38.9 34.6 81.4 47.6 33.8 47.0 41.5
45 1,912 1,161 751 68.2 41.4 26.8 65.3 40.6 24.7 39.3 37.8
50 1,349 858 491 49.6 31.5 18.0 50.8 33.7 17.1 36.3 33.7
55 1,007 568 439 44.8 25.3 19.6 46.8 28.8 18.0 43.6 38.5
60 841 385 456 40.9 18.7 22.2 46.0 22.1 23.9 54.2 52.0
平成2年 717 314 403 38.5 16.9 21.6 42.3 18.3 23.9 56.2 56.6
7 509 230 279 28.3 12.8 15.5 32.1 14.9 17.2 54.8 53.7
12 496 221 275 27.2 12.1 15.1 31.2 13.2 18.1 55.4 57.8
13 501 229 272 28.5 13.0 15.5 31.0 13.0 18.0 54.3 58.1
14 504 218 286 28.5 12.3 16.2 31.0 12.7 18.3 56.7 59.0
15 441 184 257 26.0 10.9 15.2 30.5 12.6 17.8 58.3 58.6
16 395 145 250 23.7 8.7 15.0 30.0 12.5 17.5 63.3 58.4

図11 死産率の推移

 

6 婚姻と離婚 

(1)婚姻

婚姻件数は9,600組で、前年の10,156組より556組減少した。
人口千人に対する婚姻率は5.2で、全国と比較すると0.5ポイント低くなっている。
平均初婚年齢は年々高くなる傾向にあり、夫が0.3歳、妻が0.1歳高くなった。
全国と比較すると夫・妻とも低くなっている。

(2)離婚

離婚件数は増加傾向にあり、平成16年は前年より300件減少し3,595件となった。
人口千人に対する離婚率は1.96で、全国と比較すると0.19ポイント低くなっている。

表13 婚姻数及び離婚数の推移
年次 婚姻
件数
(三重県)
婚姻率
(人口
千対)
平均初婚年齢(歳) 離婚件数
(三重県)
離婚率
(人口千対)
三重県 全国
三重県 全国 三重県 全国
昭和 25年 11,782 8.1 8.6 25.3 22.6 25.9 23.0 1,259 0.86 1.01
30 11,930 8.0 8.0 26.1 23.2 26.6 23.8 1,016 0.68 0.84
35 13,002 8.8 9.3 26.8 23.8 27.2 24.4 833 0.56 0.74
40 12,838 8.5 9.7 27.0 23.9 27.2 24.5 932 0.62 0.79
45 13,874 9.0 10.0 26.7 23.7 26.9 24.2 1,098 0.71 0.93
50 12,454 7.7 8.5 26.8 24.2 27.0 24.7 1,236 0.76 1.07
55 9,922 5.9 6.7 27.5 24.5 27.8 25.2 1,589 0.95 1.22
60 10,005 5.8 6.1 27.7 24.7 28.2 25.5 1,869 1.08 1.39
平成2年 9,779 5.4 5.9 27.8 25.2 28.4 25.9 1,918 1.08 1.28
7 10,631 5.8 6.4 28.2 25.8 28.5 26.3 2,510 1.38 1.60
12 11,271 6.1 6.4 28.3 26.5 28.8 27.0 3,549 1.94 2.10
13 10,946 6.0 6.4 28.5 26.8 29.0 27.2 3,955 2.16 2.27
14 10,511 5.7 6.0 28.6 26.9 29.1 27.4 4,088 2.23 2.30
15 10,156 5.5 5.9 28.9 27.2 29.4 27.6 3,895 2.12 2.25
16 9,600 5.2 5.7 29.2 27.3 29.6 27.8 3,595 1.96 2.15

 

7人口動態の地域別指標 

(1)主要指標の地域別特性

地域別の特性を表14でみると、出生率は北勢地域で高く、四日市・鈴鹿保健所管内で全県値を上回っている。
また、死亡率は、南勢志摩・東紀州地域で高く、北勢地域が低くなっている。このため、自然増加率は、北勢地域で大幅に高くなっており、反対に東紀州地域では低くなっている。

(2)主要死因の地域別順位

地域別の死因順位は表15のとおりで、全ての保健所管内において1位「悪性新生物」、2位「心疾患」、3位「脳血管疾患」となっている。

表14 地域別人口動態の主要指標
  出生率
(人口
千対)
死亡率
(人口
千対)
自然
増加率
(人口
千対)
乳児
死亡率
(出生
千対)
新生児
死亡率
(出生
千対)
死産率
(出産千対)
婚姻率
(人口
千対)
離婚率
(人口
千対)
合計特殊
出生率
総数 自然 人工
三重県 8.9 8.7 0.1 2.3 1.0 23.7 8.7 15.0 5.2 1.96 1.34
北勢地域 9.5 7.4 2.0 2.4 1.3 22.4 8.2 14.2 5.6 1.90 1.36
中勢伊賀地域 8.5 8.5 0.0 1.6 0.5 22.3 6.9 15.4 5.0 1.94 1.33
南勢志摩地域 8.0 9.9 △ 1.8 3.3 1.4 26.5 12.2 14.3 4.7 1.95 1.40
東紀州地域 6.6 13.1 △ 6.5 - - 33.4 6.7 26.8 4.2 1.98 1.61
 
桑名保健所 8.3 7.7 0.7 2.8 21.7 8.1 13.6 5.0 1.69 1.27
四日市保健所 9.8 7.6 2.2 1.7 0.8 20.6 6.0 14.6 5.6 1.95 1.38
鈴鹿保健所 10.1 6.9 3.1 3.3 2.9 25.4 11.3 14.1 6.1 2.00 1.41
津保健所 8.9 8.2 0.7 1.4 0.4 21.4 6.9 14.5 5.2 1.90 1.36
松阪保健所 8.5 9.4 △ 0.9 5.0 1.2 30.3 12.7 17.6 5.0 1.93 1.41
伊勢保健所 7.6 10.3 △ 2.6 1.9 1.5 23.6 11.8 11.8 4.5 1.96 1.39
上野保健所 7.7 9.0 △ 1.3 2.1 0.7 24.0 6.9 17.1 4.6 1.99 1.29
尾鷲保健所 6.5 13.1 △ 6.6 48.3 6.9 41.4 4.3 1.85 1.61
熊野保健所 6.8 13.2 △ 6.4 19.5 6.5 13.0 4.0 2.10 1.62

 

表15 地域別にみた死因順位、死亡率(人口10万対)・割合(%)
地域 1位 2位 3位 4位 5位
保健所 死因 死因 死因 死因 死因
全県 悪性新生物 245.7 心疾患(高血圧性を除く) 135.6 脳血管疾患 112.5 肺炎 80.3 不慮の事故 43.5
28.1 15.5 12.9 9.2 5.0
北勢 悪性新生物 218.8 心疾患(高血圧性を除く) 109.8 脳血管疾患 94.3 肺炎 68.5 不慮の事故 34.0
29.5 14.8 12.7 9.2 4.6
中勢伊賀 悪性新生物 237.4 心疾患(高血圧性を除く) 127.9 脳血管疾患 113.6 肺炎 74.5 不慮の事故 43.5
28.0 15.1 13.4 8.8 5.1
南勢志摩 悪性新生物 267.3 心疾患(高血圧性を除く) 170.1 脳血管疾患 120.6 肺炎 93.3 不慮の事故 53.7
27.0 17.2 12.2 9.4 5.4
東紀州 悪性新生物 332.4 脳血管疾患 188.6 心疾患(高血圧性を除く) 185.2 肺炎 123.1 老衰 81.7
25.3 14.4 14.1 9.4 6.2
桑名保健所 悪性新生物 220.2 心疾患(高血圧性を除く) 114.0 脳血管疾患 95.0 肺炎 83.9 不慮の事故 35.7
28.6 14.8 12.4 10.9 4.6
四日市保健所 悪性新生物 230.0 心疾患(高血圧性を除く) 113.2 脳血管疾患 89.6 肺炎 64.7 不慮の事故 35.9
30.4 15.0 11.8 8.5 4.7
鈴鹿保健所 悪性新生物 200.7 心疾患(高血圧性を除く) 100.8 脳血管疾患 100.8 肺炎 60.4 不慮の事故 29.6
28.9 14.5 14.5 8.7 4.3
津保健所 悪性新生物 220.8 心疾患(高血圧性を除く) 129.6 脳血管疾患 113.7 肺炎 76.1 不慮の事故 44.8
27.0 15.9 13.9 9.3 5.5
松阪保健所 悪性新生物 243.7 心疾患(高血圧性を除く) 158.9 脳血管疾患 122.7 肺炎 96.5 不慮の事故 60.3
25.9 16.9 13.0 10.3 6.4
伊勢保健所 悪性新生物 283.7 心疾患(高血圧性を除く) 177.9 脳血管疾患 119.1 肺炎 91.0 不慮の事故 49.2
27.7 17.3 11.6 8.9 4.8
上野保健所 悪性新生物 266.3 心疾患(高血圧性を除く) 125.0 脳血管疾患 113.6 肺炎 71.7 老衰 57.6
29.6 13.9 12.6 8.0 6.4
尾鷲保健所 悪性新生物 335.4 脳血管疾患 190.0 心疾患(高血圧性を除く) 154.8 老衰 114.9 肺炎 98.5
25.7 14.5 11.8 8.8 7.5
熊野保健所 悪性新生物 329.6 心疾患(高血圧性を除く) 214.4 脳血管疾患 187.4 肺炎 146.7 不慮の事故 70.0
25.0 16.3 14.2 11.1 5.3

注:1)死因順位の選び方については巻頭の付表を参照。
   2)率の上段は各地域別人口10万に対する死亡率、下段は各地域別死亡数に対する割合。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 医療保健部 医療保健総務課 企画調整班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁4階)
電話番号:059-224-2238 
ファクス番号:059-224-2275 
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