三重県教育委員会だより78
平成21年6月24日
今日的な教育課題や学校現場の情報を県民の皆さんにタイムリーにお知らせするため、「三重県教育委員会だより」を発信しています。
今回は、『臨床心理士による教育相談のご案内』及び『第33回全国高等学校総合文化祭について』を掲載しています。
子どものことについてご一緒に考えましょう!
~子どもたちのすこやかな成長を願って~
三重県総合教育センターでは、「臨床心理相談専門員」として6 人の臨床心理士が、こころの問題について、幼児から高校生までの子ども、保護者、教育関係職員を対象に専門的な教育相談を行っています。是非、ご活用下さい。
「臨床心理相談専門員( 臨床心理士)」の業務
日本には、カウンセラー、セラピスト、心理士、相談員等、様々な名称の心理職がいますが、臨床心理士は、臨床心理学の知識や技術を用いる対人援助専門職です。教育相談(面接相談)
- 不登校をはじめ、子どもたちの心の問題解決に向けて、プレイセラピーやカウンセリング等をしています。
- 平日9時から17時(月水金は21時まで)
- 面接は50分間で予約制
コンサルテーション
- 子どもたちへの関わりを支援するため、各学校における不登校等の教育相談を担っている担任や養護教諭、 教育相談担当者等へのコンサルテーションを実施しています。
スーパーバイズ
- 教育支援センター担当者・スクールカウンセラー・心の教室相談員等、学校現場を中心にした教育相談に関わる人たちに対して、懸案ケースのスーパーバイズを実施しています。
学校支援・地域支援
- 校内研修会、教育支援センター主催の研修会、スクールカウンセラー研修会の講師、各学校・教育関係団体主催の研修会の講師など、教育相談に関わる様々な研修会の講師として参加し、心理臨床の視点から支援しています。
教育相談講演会を開催します
演題:『子どもがこころを開くとき』
- 対象: 県内の保育園、幼稚園、小・中・県立学校教職員及びその他の教育関係者
- 皆様のご参加をお待ちしています。
- 第2回 8月17日(月曜)13時30分から16時30分
- 講師:京都大学名誉教授(臨床心理士) 藤原勝紀 先生
- 場所:ハートプラザみその
問い合わせ先
三重県教育委員会事務局(総合教育センター)研修企画・支援室 教育相談グループ
〒514-0007 三重県津市大谷町1 2 番地
TEL:059-226-3728
FAX:059-226-3706
研修企画・支援室
第33回全国高等学校総合文化祭いよいよ7月末に開催!
平成18年7月13日に1111日前イベントとして三重県庁前で伊勢地区の高校生によるお木曳の木遣り唄と、白子高等学校吹奏楽部の楽しい演奏を披露してから、約3年が経過しました。まだずいぶん先のことと思っていた三重大会も開催まであと約1か月となりました。平成19年6月に20名で活動を始めた生徒実行委員会も、少しずつ人数が増え、今年度加わった29名と合わせて、77名の大所帯になりました。
生徒実行委員会は、6チームに分かれて本番に向けた準備を進めています。総合開会式チーム・パレードチーム(案内部)は、全国からお越しになる参加者・観覧者の受け入れ準備に大忙しです。PRチーム・プロデュースチーム(広報部)は、これまでにたくさんのイベント企画や広報活動を行ってきました。総合開会式の中にも生徒の企画が盛り込まれています。また、交流支援チーム・ボランティアチーム(国際交流部)は、大会期間中に海外からやってくる4か国(中国、ラオス、ブラジル、韓国)の高校生との交流方法について検討を重ね、支援活動の準備も着々と進めています。
今後は、本番までの残り少ない日数の中で、知事への表敬訪問、第91回全国高等学校野球選手権三重大会、静岡県の高文祭、地域イベントにおけるPRなどを行い、7月29日からの熱い5日間を迎えることになります。
その他の広報として、近鉄名古屋線の急行列車や三重交通バス津市内路線での広告が7月1日からお目見えします。さらに、県内のコンビニエンスストアにポスターを貼っていただくなど、さまざまな御協力を得て、第33回全国高等学校総合文化祭をPRしていきます。
三重県民の皆さんにも観覧者として参加していただくことで、半世紀に一度というこの貴重な大会を大いに盛り上げていただければ幸いです。
問い合わせ先
第33回全国高等学校総合文化祭 三重県実行委員会事務局(三重県教育委員会事務局高校教育室 全国高校総合文化祭推進グループ)
〒514-0803 三重県津市柳山津興1239 三重県総合教育センター分館内
TEL:059-221-0565
FAX:059-221-0616
高校教育室 全国高校総合文化祭推進グループ