三重県教育委員会だより81
平成21年9月29日
今日的な教育課題や学校現場の情報を県民の皆さんにタイムリーにお知らせするため、「三重県教育委員会だより」を発信しています。
今回は『第29回世界新体操選手権閉幕』、『教職員の研修』を掲載しています。
~第29回世界新体操選手権閉幕~ありがとうございました
伊勢・鳥羽・志摩の市民応援団、高校生97名を含む230名のボランティアの方々には大会組織委員会の職員とともに、大会運営に関わっていただきました。
お問い合わせ先
世界新体操選手権事務局(教育委員会事務局 世界新体操選手権推進室)
〒516-8566 伊勢市勢田町622(三重県伊勢庁舎)
TEL:0596-27-5155 FAX:0596-27-5280
E-MAIL:rgwc@rgwc2009mie.jp
夏季休業中の教職員研修講座~先生も勉強しています~
研修分野(総合教育センター)では、教職員対象の研修講座を実施しています。教職員が経験、役割、課題、目標等に合わせた研修を受講し、それぞれの資質向上に努めています。今年度は、夏季休業中を中心とする前期(4~8月)に、のべ約370講座を実施し、のべ約15,000人が受講しました。その中から、夏季休業中のいくつかの講座を紹介します。
なお、研修講座は後期にも実施する予定です。
教科等研修講座、テーマ研修講座
小学校外国語活動に関する研修講座
各校1名参加による「中核教員研修」と希望による一般研修講座の2講座を実施しました。講義だけでなく、模擬授業やグループ活動等も行い、「実践的な内容ですぐに使えそう」「どうやって進めていけばいいのかわかった」と好評でした。
新型インフルエンザの脅威とその対策-知る・備える・行動する-
病院の医師を講師にお招きし、全国的な大流行が懸念される新型インフルエンザの予防と感染拡大防止に関する講義を実施しました。県内教職員125名が参加し、教職員として必要な知識ととるべき具体的な対策について研修しました。
特別支援教育コーディネーター研修
午前中は県内の小学校と高等学校の実践を発表していただきました。午後からは各学校の支援体制等について情報交換をしました。受講者から「具体的な実践を紹介してもらいとても勉強になった」等の声が多数聞かれました。
授業実践がひらく人権教育
平成18年度の「三重県教職員人権問題意識調査」は、具体的な授業実践についての研修ニーズが高いことを明らかにしました。それを受けてこの講座を開催し、小学校と中学校の実践報告を行いました。参加者からは「すぐに学校で使える実践について学べた」、「教師と子どもとの関係づくりについてヒントをもらえた」等の感想がありました。
情報教育研修講座
わかる授業・魅力ある授業を実現するために、一人ひとりの教員が、授業等でコンピュータ等を効果的に活用して教科指導等ができる能力(ICT活用指導力)の向上をめざした研修講座を実施しています。また、インターネットや携帯電話が普及する中で、児童・生徒が安全に安心して生活できるように、すべての講座で情報モラル教育の充実を図っています。
なお、今年新しく採用された教諭と在職期間が10年に達した教諭に対しては、全員を対象に情報教育の講座を実施しています。
情報教育に関する研修講座(8講座)
教員が、効果的なプレゼンテーション能力を磨いたり、デジタル写真やビデオを学習教材として活用したりすることで、わかりやすく、魅力ある授業を実現できるように研修しました。
また、情報モラル、著作権、個人情報の保護等のコンプライアンスに関する研修も実施しました。
教員ICT活用指導力向上講習会
すべての公立学校の情報担当者等を対象とした講習会を実施しました。講習会の受講者が、校内研修で各学校の教員にICTを活用した指導力の向上を図れるように支援しています。
情報通信技術、コンピュータやインターネット等、情報をやりとりする技術
いつでも・どこでも・なんどでも インターネットで研修を!
ネットDE研修(インターネットを活用したeラーニング研修
このシステムを活用することで、全国的にも有名な講師陣による研修を、勤務校にいながら、インターネットに接続されたパソコンで「いつでも・どこでも・なんどでも」受講できます。
現在、教科指導や今日的な教育課題等に関する150を超える研修講座を公開し、教職員が主体的にかつ計画的に自らの資質・能力の向上を図ること目指しています。