三重県教育委員会だより82
平成21年11月30日
今日的な教育課題や学校現場の情報を県民の皆さんにタイムリーにお知らせするため、「三重県教育委員会だより」を発信しています。
今回は『三重県立熊野古道センター 平成21年度 企画展 三重県埋蔵文化財センター 第28回三重県埋蔵文化財展』、『第33回全国高等学校総合文化祭開催報告』を掲載しています。
三重県立熊野古道センター平成21年度企画展
三重県埋蔵文化財センター第28回三重県埋蔵文化財展
「熊野文化のはじまり~縄文人がやってきた~」
この展覧会では、県内の東紀州地域で発見された縄文時代の遺物や資料をもとに、当時の人々の豊かな自然との共生や、海や山を越えて繰り広げられた東西交流など、魅力ある「熊野文化」の黎明期を紹介します。また、土器の模様付けなどの体験コーナーの他、石器や土器・土偶制作等の体験教室(各1回、要申込)も開催します。
ぜひ、この機会に熊野の自然と風土に根ざした縄文時代の人々の暮らしに思いを馳せてみませんか。
開催日:平成21年12月12日(土曜)~平成22年2月11日(木曜・祝日)
(休館日:12月31日・1月1日)
開館時間:午前9時~午後5時(入場は4時30分迄)
開催場所:三重県立熊野古道センター 展示棟 企画展示室
(〒519-3625 三重県尾鷲市向井12の4 TEL0597-25-2666)
料金:入場無料
主催:三重県立熊野古道センター、三重県埋蔵文化財センター
体験講座1「石器をつかってみよう!」
日時:平成21年12月27日(日曜)午後2時~午後4時
定員:25名(要申込)
参加料:100円
講師:原田幹(はらだもとき)氏(愛知県教育委員会)
体験講座2「縄文土器・土偶を作ってみよう!」
日時:平成22年1月23日(土曜)午後1時~午後3時
定員:25名(要申込)
参加料:100円
講師:三重県埋蔵文化財センター職員
※「体験講座3」を計画中です。
日時や内容は、決まり次第、熊野古道センターの公式ウェブサイトに掲載します。
※展示や体験講座の詳細については、熊野古道センター公式ウェブサイトに掲載されています。とくに、体験講座の申込期限等については、こちらからご確認ください。
http://www.kumanokodocenter.com/event/091212.html
お問い合せや体験講座の申込は、三重県立熊野古道センターまで。
三重県立熊野古道センター
〒519-3625 三重県尾鷲市向井12の4
TEL0597-25-2666 FAX0597-25-2667
埋蔵文化財センター
第33回全国高等学校総合文化祭を開催しました
第33回全国高等学校総合文化祭が、「~美(うま)し国 三重~ この場所、この時に 情熱でつくりあげる わたしたちの舞台」をテーマに、7月29日(水曜)から8月2日(日曜)までの5日間、三重県内15市町で開催されました。総合開会式やパレードをはじめ、公式及び協賛の24部門にブラジル連邦共和国、中華人民共和国、大韓民国及びラオス人民民主共和国から招へいした生徒を含む、19,720人が参加しました。また、秋篠宮同妃両殿下並びに眞子内親王殿下のお成りを仰ぎ、総合開会式、吹奏楽部門、美術・工芸部門及び写真部門を御覧いただきました。大会関係者総数は、観覧者、引率教員、運営教員・生徒等を合わせ、87,471人でした。
大会に参加された皆さま、本当にお疲れさまでした。そして、大会に携わっていただいたすべての方々に、心から御礼申し上げます。
●総合開会式
7月29日に伊勢市の県営サンアリーナで行った総合開会式では、演劇仕立ての開催県発表を行い、倭姫命(やまとひめのみこと)が「美(うま)し国 三重」と全24部門の魅力を紹介し、三重の高校生の文化力をアピールしました。フィナーレは、出演者全員が大会イメージソング「風花(かざはな)」を大合唱し、会場の観覧者約2,600人を魅了しました。
●パレード
朝から降り続いていた雨は、午後には止み、伊勢神宮内宮周辺でのパレードを盛大に開催することができました。華やかな演奏、演技に、沿道に詰め掛けた約8,000人の観客からは、惜しみない拍手が送られました。
各部門大会では、さまざまな工夫により三重らしさが表現されました。初開催の映像部門では、全国から魅力ある作品が集まり、審査員も参加した交流会は情報交換で盛り上がりました。また、同じく初開催の熊野古道部門では、全国からの参加校が「地域を考える」をテーマに研究発表を行いました。熊野古道の巡検では、語り部さんの説明を受けながら世界遺産を満喫していただきました。