三重県教育委員会だより104
平成23年8月2日
今日的な教育課題や学校現場の情報を県民の皆さんにタイムリーにお知らせするため、「三重県教育委員会だより」を発信しています。
今回は、「そうだったのか!!櫛田川 ~遺跡で学ぶ人びとの暮らし~」を掲載しています。
平成23年度 はにわ館企画展/第30回埋蔵文化財展
「そうだったのか!!櫛田川 ~遺跡で学ぶ人びとの暮らし~」
三重県埋蔵文化財センターでは7月16日(土)から9月4日(日)まで、平成23年度はにわ館企画展/第30回三重県埋蔵文化財展「そうだったのか!!櫛田川~遺跡で学ぶ人びとの暮らし~」を松阪市文化財センターはにわ館で開催しています。
今回の埋蔵文化財展は櫛田川流域にスポットをあて、原始・古代からこの地域に住む人びとがどのように暮らしてきたかを紹介しています。
展示の内容は櫛田川流域にある36の遺跡をとりあげ、それを上流、中流、下流の3つに分け、それぞれの遺跡からみつかった出土品約350点を展示しています。主な遺跡には、日本最古級の土偶がみつかった粥見井尻(かゆみいじり)遺跡、瓦を焼いた窯跡(かまあと)がみつかった牧瓦窯跡群(まきがようせきぐん)、三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅきょう)がみつかった久保古墳などがあります。
また、開催期間中には関連行事として、8月20日(土)の13時30分か展示室のようすら15時まで公開考古学講座「三重を掘る」(第3回)「三角縁神獣鏡と三重の古墳」を松阪市文化財センターの第1ギャラリーで行います。こちらは聴講無料です。また、職員が展示物について解説をするミュージアム・トークが7月30日(土)、8月7日(日)の13時30分から、8月20日(土)の15時からの3回行われます。
松阪市文化財センターはにわ館は入館料100円(18才以下は無料)が必要です。入館時間は9時から17時まで(入館は16時30分まで)です。また、休館日は毎週月曜日です。
いつもとは違った見方で櫛田川にふれてもらい、1万年以上の長い間、櫛田川がずっと見続けてきた歴史の一端を垣間見にきませんか。
また、来館者には「遺跡調査ノート」を配布します。
問い合わせ
または、三重県埋蔵文化財センター嬉野分室 0598-42-5886までお願いします。
埋蔵文化財センター