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令和07年03月31日

南部の地域課題解決型フィールドワーク

南部の地域課題解決型フィールドワークについて

 「南部の地域課題解決型フィールドワーク」は、過疎・高齢化により地域を支える世代の人口流出が進み、地域の活力維持が課題となっている南部地域において、人と人、人と地域などの「つながり」を深め、新たな活動が生まれてくるような環境づくりを進めることをめざすものです。

 県内外の大学生等(可能な限り南部地域出身者)を対象に、地域課題(例:地域の特産品の開発・販促、空き家の利活用、賑わいの創出等)をテーマに14日間程度のフィールドワークを実施し、市町・住民・地域おこし協力隊・移住者等との交流を深めるとともに、地域課題を分析し、その解決に向けた提案と実践を行います。
 

令和7年度の活動概要

令和7年度は、鳥羽市と度会町でフィールドワークを行いました。
 

鳥羽市

 「潮騒」の舞台として知られる鳥羽市神島において、神島の魅力発掘や情報発信を目的に活動を行いました。地域のイベントへの参加や学校訪問、住民の皆さんとの交流を通じて、どう発信していくのが神島の皆さんにとっていいのかを検討しました。
 その結果、来島者に再訪してもらうことが大切と感じ、情報発信のための冊子を作成しました。また単なる観光案内ではなく、「読み物」として手に取ってほしいと考え、タイトルを「神島読本」としました。
  
◎神島読本のデータはこちら(PDFファイルが開きます)

<参加学生の声>
・一つのものを作り上げる経験(意思決定、手続きなど)ができ、大学で学んだことを実践できる貴重な機会となった。
・みんなに応援してもらうためには、自分たちの思いだけではなく、関係する人たちの思いも大切にする必要があると学んだ。
・このフィールドワークが、ここまで自分の人生に影響を与えるとは初めは思ってもみなかったが、とても大きな財産になった。

<地域住民の声>
・すごく素敵な冊子を作ってくれた。知り合いに配りたいし、多くの方に見てもらいたい。
・学生さんが地域にしっかり入ってくれて、色んな意見を聞いてくれたことが嬉しかった。
・冊子を手にした人が島を訪れていることを想像し、ワクワクしている。ありがとうございました。
 

度会町

 宮川など自然豊かな度会町において、空き家を活用した宿泊施設の開業を目指すなど、地域活性化に向けた取組が進んでいます。地域を周り、地域の方と交流する中で、今後の地域活動の維持や活性化のためには、移住してきた方を含めた地域住民の相互理解の促進が大切だと感じたため、地域おこし協力隊の方の協力を得て、交流会を開催しました。
 
 交流会は地域の方30名以上が参加し、打楽器演奏などもあり、賑やかな交流会となりました。また地域の方と話す中で、住民が集まるところに座る場所がないという話を伺い、交流会で作ったベンチを設置しました。
 
 
<参加学生の声>
・様々な方との交流を経てこれからの人生をより豊かに過ごすヒントを見つけることができました。
・ベンチを設置することを地域の方が喜んでいるのを目にして嬉しかった。交流会が終わった後でも地域の人と関わりあう機会が作れてよかった。

<地域住民の声>
・同じ地域に住んでいてもあまり話したことのない方を知るきっかけになり、参加してよかった。
・交流会がすごく楽しかったので、また交流イベントがあると嬉しい。
・座る場所がなかったので、ベンチはすごくありがたい。これでゆっくり話すことができる。
 

令和6年度の活動概要

令和6年度は、尾鷲市と御浜町でフィールドワークを行いました。
 

尾鷲市

 美しい海岸をはじめとした豊かな自然環境が特色である三木里地区をフィールドとして、地域住民の交流の場づくりのため、廃校となった「旧三木里小学校」を活用して、「お皿の絵付け体験」や、地域に伝わる郷土料理である「えごまもち」の料理教室を企画・実施しました。また、地域住民の日常的な交流促進のため、現地活動中は地区内で毎朝ラジオ体操を主催し、地域の方に気軽に参加していただきました。

 
  
 
  
活動の総括として、郷土料理であるえごまもちの伝承に活用していただくため、地域の方から聞き取ったレシピなどをまとめた冊子を作成しました。
◎活動報告冊子はこちら(PDFファイルが開きます)

<参加学生の声>
・えごまもちを作りながら、地域の方とたくさんお話することができました。地域住民の交流に関わる経験は初めてでしたが、楽しいと感じました。
・三木里地区で長期間のフィールドワークを行ったことで、将来は地域でゆっくり暮らすのもいいかなと思い、二拠点生活という選択肢が増えました。

<地域住民の声>
・「えごまもちづくり」は地域の「つながり」を感じることができるイベントでした。郷土料理の原点を感じました。
・イベントを通じて、地域住民同士の関わりが深くなったと感じています。
・ラジオ体操はこれからも定期的に継続していきたいです。
 

御浜町

 地域学習として「地域産業とみかん」を実施している紀南高校の生徒とも交流しながら、地域の特産品である「みかん」を活かした御浜町の知名度アップをテーマに活動しました。自分たちと同世代の若者に御浜町の人・土地・特産品の魅力を肌で感じてもらうため、農作業の体験やみかん農家との交流ができる「御浜町魅力発見ツアー」を企画し、実践しました。

 

 

<参加学生の声>
・ツアーに参加してくれた方が御浜町に対してポジティブな印象を抱いてくれたり、御浜町の方々にも喜んでいただいたことに達成感を感じました。
・将来若者に戻ってきてもらうためには、地域住民との交流の機会を増やして地域に愛着を持ってもらうことが重要だと感じました。

<地域住民の声>
・大学生のみなさんに農作業を助けてもらえたり、交流会で楽しい時間を過ごすことができたりしてよかったです。このご縁を大事にして、また御浜町に来てもらえたら嬉しいです。
・大学生をはじめとした若者が地域のために活動しているということ自体が、この地域にとって貴重であり、地域の賑わいに繋がると思っています。

令和5年度の活動概要

令和5年度は、鳥羽市と大紀町でフィールドワークを行いました。
 

鳥羽市

 「鳥羽の台所」として親しまれた昭和の雰囲気が残る町並みが特徴の「鳥羽なかまち」をフィールドとして、町並みを活かした活気あるまちづくりを推進するため、地域の子どもたちと昔の遊びで交流するイベントを企画・運営しました。また、鳥羽なかまちの魅力を対外的にも発信するため、活動の様子をショートムービーにまとめて鳥羽市公式Youtubeに掲載していただきました。
 
  

  

 ◎動画はこちら(鳥羽市公式Youtubeチャンネルの動画視聴ページが開きます)

<参加学生の声>
・なかまちが温かい場所であることを実感し、本当に好きな場所になりました。
・地域の方のリアルな思いや希望を聞くことの重要性に気がつきました。

<地域住民の声>
・昭和の雰囲気が残る鳥羽なかまちで昔の遊び交流会を企画していただき、懐かしい風景を思い出しました。学生のみなさまに感謝しています。
 

大紀町

 民泊を活用した地域活性化をテーマとして、閉業した民泊を改修したカレー小屋のオープンに向けたお手伝いや、町内の民泊の女将を紹介する「女将図鑑」の作成、高齢者施設の利用者の楽しみをつくる「実家里帰り体験」などに取り組みました。

      

  

◎女将図鑑はこちらから閲覧できます。(PDFファイルが開きます)

<参加学生の声>
・「自分たち活動が終わっても地域に残る取り組みがしたい」という想いを実現できました。
・地域の課題や理想を熱く語り、行動している方が多くて刺激を受けました。

<地域住民の声>
・かつては地域住民の懇談会などで「若者がこの地域でできることはない」「田舎では何をやっても無理」
という声が出ていたのに対し、近頃は「若い人が来ているだけでも嬉しい」「若い人がいると、地域に希望
が湧いてくる」という声が聞かれるようになりました。これからも大紀町で学生が活躍する機会が増えること
を期待しています。
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 地域連携・交通部 南部地域振興局 南部地域振興企画課 振興企画班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁2階)
電話番号:059-224-2192 
ファクス番号:059-224-2418 
メールアドレス:nanbu@pref.mie.lg.jp

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