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平成28年04月22日

伊勢市竹ヶ鼻町地内における土壌・地下水汚染対策の完了

 
 平成28年2月16日、潮満商事株式会社(伊勢市竹ヶ鼻町字潮満361番地3 代表取締役 藤本 行治)から、同社敷地内において六価クロム及び鉛による土壌汚染について、平成28年3月28日に、浄化対策が完了した旨の報告がありました。
 
1 内容
  土壌汚染措置完了報告書の内容は次のとおりです。
(1)平成28年3月4日から15日にかけて、六価クロム及び鉛が環境基準を超えた区画の汚染土壌258トンを掘削除去し、清浄土で埋め戻しました。
(2)掘削除去した汚染土壌は、汚染土壌処理業許可業者で適切に処理しました。
(3)措置完了後、地下水を分析したところ、環境基準超過は認められませんでした。
 
2 届出内容の問い合わせ先
  潮満商事株式会社
  管理部 課長 奥出 啓太
  電話 0596-20-3120

〔参考〕
○六価クロム
 クロムは主としてクロム鉄鉱として産出されており、地殻表層部には重量比で0.02%程度存在しています。自然界に存在するクロムの原子価は、ほぼ三価のものに限られます。
 生コンクリートの原料であるセメントの製造過程(焼成)においては、三価クロムが酸化されることで六価クロムになる場合があります。
 六価クロムは、発がん性があるとされ、高濃度の場合は皮膚に付着した状態を放置すると皮膚炎や腫瘍の原因になることがあります。また、六価クロム化合物は、顔料、染料や塗料に使われるほか、メッキや金属表面処理、酸化剤などに使用されています。
○鉛
 古くから人類に利用されていた金属であり、現在でも鉛蓄電池やはんだ等に広く用いられています。また、かつては水道の給水管材料として広く使われていました。
 鉛は、地殻の表層部には重量比で0.0015%程度、広く存在するため、地質等に由来するものも発見されます。そのため、人の組織等にも通常存在しますが、高濃度の鉛では貧血や筋肉の虚弱などの中毒症状があらわれます。また、無機鉛化合物では発ガン性があるとされています。
 

関連情報

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本ページに関する問い合わせ先

三重県 南勢志摩地域活性化局 環境室 〒516-8566 
伊勢市勢田町628番地2(伊勢庁舎4階)
電話番号:0596-27-5405 
ファクス番号:0596-27-5251 
メールアドレス:isekan@pref.mie.lg.jp

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