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令和06年03月13日

令和5年度みえ森林教育アドバイザー派遣 ふらここ保育園

社会福祉法人 ふらここ保育園 (紀北町)

 活動概要
 1回目:園の要望と課題の聞き取り、現地視察
     9月6日(水)   14時から16時30分まで  
     参加者)園長、保育士2名
 2回目:自然保育体験とふりかえり
     10月26日(木)  9時から15時まで    
     参加者)園長、保育士2名
     対象) 4,5歳児9名
 3回目: 自然保育体験とふりかえり
     12月21日(木)  9時から15時まで                
     参加者)園長、保育士2名
     対象) 2歳児3名、3歳児1名、4,5歳児7名

 活動内容
 【1回目】 アドバイザーの聞き取りの結果、自然保育を行ってはいるものの、遊びに発展性がないことや、自
  然保育に適したフィールドの整備が課題になっていることが分かった。

  アドバイザーからの助言のポイント 
  森林を活用した保育活動を展開させるうえで、遊びに目的を持たせる事が重要。そのためには、遊びの拠点
  があると活動に変化が生まれ、基地つくりなどの発展性のある遊びが生まれやすくなる。
  活動の拠点は、ある程度平らな、見通しがきく場所で、子どもにとっても保育者にとっても安全で安心でき
  る場所がいい。
                      
 【2回目】 午前中、4,5歳児対象に、山あそびを実施し、午後から保育園関係者とアドバイザーでふりかえ
  りを実施した。
  アドバイザーから、「4,5歳児になれば何らかの社会性が出てくる。遊びの中に共同作業ができる工夫があ
  ると遊びが発展する。目的意識をもって自然保育に取り組むことが重要。」といったアドバイスがあった。

       
    写真① 山あそびの様子             写真② 保育士とアドバイザーによるふりかえり

 【3回目】 午前中、2~5歳児を対象に、山あそびを行い、森の中で虫の観察などを行った。午後から、保育
  園関係者とアドバイザーで振り返りを実施した。
  アドバイザーから、年代に応じた対応や、心理学的な見方の重要性についてアドバイスがあった。
   
       
   写真③ 腐った木の中に幼虫を見つけた       写真④ みんなで幼虫を守る家を作り始める 

 アドバイザー派遣の結果
  ・活動フィールドとして、低年齢児でも活動しやすい開けた場所のある雑木林が選定できた。
  ・年代別に目的意識を持った、自然保育が実践できるようになった。

 活動の感想(実施後のアンケートから抜粋)
  ・保育士があまり先頭に立たず、子供たちのやりたいようにすすめていくことが大切だと感じた。
  ・優秀な子を育てるのではなく、幸せな子を育てていくように心がける様になった。
  ・山の好きな子や苦手な子がいるので、その子らしく生きる、それを認め合い許し合える仲間になっていけ
   るような保育にしていきたい。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 林業研究所 普及・森林教育課 〒515-2602 
津市白山町二本木3769-1
電話番号:059-262-5352 
ファクス番号:059-262-0960 
メールアドレス:ringi@pref.mie.lg.jp

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