派遣実施概要
大湊保育園では3回の派遣を実施しました。
第1回 自然体験と振り返り
日 時:7月3日(木) 9:30~15:30
対 象:5歳児 6名
保育士:4名
第2回 自然体験と振り返り
日 時:10月8日(水) 9:30~15:30
対 象:5歳児 7名 4歳児 7名 3歳児 7名
保育士:9名
第3回 自然体験と振り返り
日 時:1月13日(火) 9:30~15:30
対 象:5歳児 7名 4歳児 8名 3歳児 8名
保育士:6名
活動概要
第1回
初回は年長組の6人と一緒に園の周辺にある自然を見つけに出かけました。
普段は何気なく通っていた道でしたが、よく見ていくと新しい発見がたくさんありました。
午後からは振り返りを行い、午前中の感想や質疑応答など、意見交換を行いました。
アドバイザーからは「自然と触れ合うことに慣れていないといろいろ心配になることもあるが、こどもを
どう育てたいかを保護者と一緒に考えるとよい。母親は子どもを守る役割、父親は子どもを導く役割があ
る。保育園にはその両方の役割があるので、そこを理解してもらう必要がある。」などのアドバイスがあり
ました。

写真① なんかいる 写真② ヤマモモ
第2回
今回は年少組7名、年中組7名、年長組7名で、防潮堤の先にある海辺まで遊びに行きました。
晴れた穏やかな天気の中、子どもたちは砂浜で緩やかな波と戯れたり、貝拾い拾いやカニ採り夢中でした。
午後からは振り返りを行い、午前中の感想や質疑応答など、意見交換を行いました。
アドバイザーからは「先生は見守りが大変になるかもしれないが、出かけるときは、「貝を取りに行こう
と」言ってしまうとこどもは貝拾いしかしなくなってしまう。「浜に行って遊ぼう」と言うといろいろな遊
びを始める。「●●しに行こう」ではなく「〇〇に行って遊ぼう」と言うと、子どもはそこで自由に遊ぶ。
大事なところは先生がその遊びを通じて何を育てようとしているかである。それを保護者に伝えるとよい。
この子はこういう経験をして、こういうところが育っているというエッセンスを伝えると良い。子どもと親
と園の良好な三角関係をつくることがプロフェッショナルである。」などのアドバイスがありました。

写真③ 何がいるかな? 写真④ 海だ海だ
第3回
今回も年少組8名、年中組8名、年長組7名で防潮堤の先にある海辺まで遊びに行きました。
少し暖かくなるまで、園に隣接する空き地でツバキの実を集め遊んでから海に向かいました。
浜辺に到着すると、子どもたちは流木を集めて基地をつくったり、前回とは違う遊びを始めました。
午後からは振り返りを行い、この日の気づきや次回やってみたいことなどについて意見交換を行いました。
アドバイザーからは「保育をしていく中で、自然保育や森林教育が目的ではなく、保育をどう考えていくか
が重要である。遊びには異なる4つのタイプがあり、どの遊びにするかによって、保育士がどのように関わ
るかが異なる。保育士主導でやるのか子ども主導でやるのかなど、まぜこぜにならないようによく考える必
要がある。保育園という場所は子どもの社会、いつも先生が遊びを提供する必要はない。この子どもたちで
なければこんな遊びはできなかったよねということが大事」などのアドバイスがありました。
写真⑤ 木の実ひろい 写真⑥ 秘密基地つくろ
アドバイザー派遣に対するアンケートの声
・今まで取り組んできた保育の中にもすでに森林教育につながることはたくさんあったということや、複数の
保育士で一緒に活動するだけでも新しい発見や新しい遊びにつながるということに気づけた。
・今までは、知っている植物や虫だけに興味を示していたが、アドバイザーとの活動後は、いろいろな植物に
関心を向けられるようになった。
・一度だけでなく、一年を通して何度も交流し話し合えたことでより深く学ぶことができた。