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令和08年07月06日

令和7年度みえ森林教育アドバイザー派遣 高田保育園

派遣先:社会福祉法人 高田福祉事業協会 高田保育園(津市)

派遣実施概要
 高田保育園では4回の派遣を実施しました。
 
 第1回 フィールドの下見と実施に向けての意見交換
      日 時:9月11日(木) 9:30~15:00
      保育士:5名

 第2回 自然体験と振り返り
      日 時:10月29日(水) 9:30~15:00
      対 象:5歳児 36名
      保育士:9名

 第3回 自然体験と振り返り
      日 時:1月15日(木) 9:30~15:00
      対 象:5歳児 35名
      保育士:10名

 第4回 自然体験と振り返り
      日 時:2月12日(木) 9:30~15:00
      対 象:5歳児 35名
      保育士:9名

活動概要
 第1回 
  アドバイザー派遣というこの機会に、約2km離れた高田短期大学の森に行ってみたいとしたことから、一度
  現地に行ってみるということで、最初は保育士だけで下見を行いました。
  目的のフィールドは古くからある集落の裏山といった立地で、古い神社と高田短期大学の森を今回のフィー
  ルドに決めました。
  午後からは事前に準備することなどについて意見交換を行いました。

     
   写真① たかたんの森へ       写真② 八柱神社の境内

 第2回
  今回は古い神社で遊ぶことを予定していたので、午前中は歩いて神社を目指しました。道中は田んぼや川の 
  ほとりで道草することを楽しみました。到着したところは鬱蒼とした神社の森でしたが子どもたちは臆する 
  ことなく、どんどん奥に進み自分たちで遊びを見つけていました。
  午後からは振り返りを行い、午前中の感想や質疑応答など、意見交換を行いました。

  アドバイザーからは「子どもたちが衝動にかられたとき、好奇心が先に向かっていくと子どもたちは頭の中
  にジオラマをつくっていく。その過程に遊びがある。自分のなにかとつながるとそれが学びとなる。自然と 
  自分と先生の三交関係ができるとよい。子どもたちがやってみたいという気持ちが高まったときに援助の手
  を差し伸べるとよい。最初から与えない。」などのアドバイスがありました。

     
   写真③ これ何?         写真④ そっちに何があるん?

 第3回
  今回は高田短期大学の「たかたんの森」で遊ぶことを予定していたので、午前中は歩いて神社を目指しまし 
  たが、今回は前回の経験からか道中の道草も増え、子どもたちのわくわく感が伝わってきました。
  到着した「たかたんの森」では、最初は置いてあった遊具などで遊んでいましたが、次第に自分たちでそれ
  ぞれの遊びを見つけて楽しんでいました。
  午後からは振り返りを行い、この日の気づきや次回やってみたいことなどについて意見交換を行いました。

  アドバイザーからは「先生は提供する側でなく、一緒に理解する立場で臨むと良い。
  この子はこんなことをやっていた、こんなことを喜んでいたなどと後で保護者に伝えると、保護者には、保
  育士はそんなところまで見てくれているのかと伝わり、自然保育に関する保護者の理解が深まる。」などの
  アドバイスがありました。

     
   写真⑤ あっち行こ          写真⑥ これにつかまって!

 第4回
  今回は両方のフィールドで子どもが行きたい方を選んで遊ぶ予定で現地に向かいましたが、2つの
  フィールドの分岐点にくると、子どもたちは自然と2手に分かれて進んでいきました。
  今回は1回目とも2回目ともちがう雰囲気で、自分たちが先導して遊んでいる様子でした。
  午後からは本日の振り返りとこれまでの変化や気づきについて意見交換しました。

  アドバイザーからは「子どもたちのことを掌握している状態にしておきたい。最初に、今日はここで何を
  したいのかと聞いてみたり、何時まで遊んでいいよと伝えることで、子どもたちが何をやろうとしているの 
  かを把握しておく。その時、子どもたちは何のためにそう思ったかを知ることが掌握するということ。」、 
  また「その日の遊びで掌握したこと、子どもたちに何が起こったかを保護者に伝えると良い。」などのアド
  バイスがありました。

     
   写真⑦ 木登り           写真⑧ わっせわっせ

アドバイザー派遣に対するアンケートの声
 ・園の近くに自然はないと思っていましたが、少し足を延ばすだけで十分自然にふれ合うことが可能だとわか 
  りました。
 ・園庭の遊具は遊び方がある程度決まっていますが、森林の中では、見つけたもので何をするか考えるところ
  から遊びが始まり、遊びがつきることはありませんでした。自然の中には正解がないからこそ、遊びが無限
  に広がっていくのだなと感じました。
 ・本から学ぶだけでなく、子どもたちが実際に歩き、木の香りや土の感触、空の様子などに気づき、五感を使
  って自然を感じている姿が、とても生き生きしていてよかったと思います。
 ・森林体験は「自然にふれる活動」だけでなく、子どもたちの主体性や協調性なども育てることができ、学び 
  の場につながることに気づきました。
 ・園外保育では事故やケガを心配して「ダメ」ということばを使いがちになるが、見守り方やことことばのか
  け方で、自然に「ダメ」ということばが少なくなっていった。


 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 林業研究所 普及・森林教育課 〒515-2602 
津市白山町二本木3769-1
電話番号:059-262-5352 
ファクス番号:059-262-0960 
メールアドレス:miefa2@pref.mie.lg.jp

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