南が丘地区安全パトロール隊

• 南が丘地区は、津市の中央部に位置し、平成４年に営業開始した近畿日本鉄道の「南が丘駅」がある。
• 駅の開設と同時に急激に開発された新興住宅団地と、昔からの住宅地とが合体した大規模な住宅団地である。
• 地域には「一つの小学校」「一つの中学校」があり、校区内には、約３，８００世帯、約１万１，０００人が居住している。（ほとんどがサラリーマン）

• 活動の特徴

  　「南が丘地区安全パトロールの会」の活動は、地域住民が主体となった「南が丘地域教育委員会」（学校運営協議会）が推進母体となっている。会員は、地域住民の地域会員とＰＴＡ会員で構成されている。

• 主な活動内容

　 平常時は、児童の登下校時間帯に通学路等において駐留警戒による見守り活動を実施し、ＰＴＡ会員は、登下校時間帯に自宅前で見守り活動を実施する。緊急時は、児童の安全確保と集団下校時の児童引率を実施。また、活動強化日を設定して、地域会員・ＰＴＡ会員・教職員一体となった、いわゆる地域総ぐるみの活動を展開している。

• 活動開始時期に比べ、刑法犯罪とりわけ街頭犯罪が激減。
• パトロール活動に対し、児童が感謝の気持ちを抱き、さらに安心感を強めている。
• 地域住民の防犯意識が向上。
• 地域会員・ＰＴＡ会員・教職員との連携が深まり、三者一体となった総ぐるみ活動を展開している。

• 不審者情報については、独自のネットで速報して、情報の共有化を図る。
• 平常時のパトロールだけでなく、危険箇所点検・交通事故防止等幅広く安全運動を展開する。
• 活動状況や児童の学校生活を掲載した広報誌を適宜発行し、校区内の全世帯に回覧している。

○　防犯活動に関する関心度合いが、地域により、かなりの温度差が見受けられる。

○　児童の放課後、学校が休み中等の安全確保。

○　会員の高齢化と現役世代の人の加入。

○　ＰＴＡ会員の実働化。