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令和08年01月21日

第4回みえの木建築コンクール受賞作品

 みえの木建築コンクール実行委員会が、県産材を活用した魅力的な建築物を募集し、その建築物に関わった方々を表彰するとともに、その事例を広くPRすることで、木づかいの気運の醸成と県産材の需要拡大につなげるため、第4回みえの木建築コンクールを開催し、下記のとおり知事賞、優秀賞、審査員特別賞、計11作品が選ばれました。

【第4回みえの木建築コンクール 受賞作品数】

  知事賞 優秀賞 審査員特別賞 合計
住宅新築部門
住宅リフォーム部門
非住宅部門
11

住宅新築部門

知事賞

[作品名]木漏れ日の家

・所在地:多気郡多気町
・設計者:結設計室
・施工者:有限会社山路工務店
・講 評:
 庭に自生する柿の木に寄り添い、ひっそりと佇む平屋の小住宅である。そのスケール感と杉板張りの落ち着いた外観が、建物と外構との一体感を生み出している。内部は白い壁が木の床や天井を引き立て、温もりのある空間を演出している。各所にヌックや書斎、ピアノを置いた土間などの多彩なコーナーが設けられ、木の家具や仕上げと相まって居心地の良さを醸し出している。細部にまで丁寧にデザインされており、設計者のこだわりがうかがえる秀作である。







 

優秀賞

[作品名]リビングの真ん中に木階段がある家

・所在地:鈴鹿市
・設計者:シンプラン建築設計事務所
・施工者:株式会社まつきひら建築
・講 評:
 居間に配置されている大断面の柱や、ささら桁階段のように、三重県産大断面材の特徴を活かした丁寧な設計が随所に垣間見え、説得力のある空間表現がなされていた。









 

優秀賞

[作品名]栗真町屋町の家

・所在地:津市
・設計者・施工者:株式会社エラ・プラン
・講 評:
 伸びやかで清々しい雰囲気が外観からインテリアへと緩やかにつながり、木の温かみがそれに寄り添うように馴染んでいる。設計者は住宅の建築を検討される方に日頃より県産材の魅力をPRされており、この建物で使用の木材も県産材が100%とのこと。施主からの「カフェのような雰囲気のキッチン」という要望にも、床の高さの工夫と共に木製の幅広のカウンターで応え、日常的に木の良さを五感で感じることができそうな住宅である。







 

住宅リフォーム部門

知事賞

[作品名]薪ストーブが灯す百年古民家

・所在地:多気郡多気町
・設計者:結設計室
・施工者:有限会社山路工務店
・講 評:
 旧街道沿いに建つ築100年を超える古民家を再生した完成度の高い作品である。外壁をトタンからササラ子下見板に張り替えるなど、外観を建築当初の姿に近づけることで、歴史的な町並みの継承に寄与している。内部は木構造の美しさが表現され、既存の木格子や雨戸などの建具を再利用することで、時を重ねた木の風合いが空間に深みをもたらしている。今後も長く安心して快適に暮らせる住まいとするため、古民家としての魅力を損なうことなく、耐震性や断熱性を高め、省エネ等級4以上の性能を確保していることも評価できる。










 

優秀賞

[作品名]伊賀 原風景の家

・所在地:伊賀市
・設計者:興和建築設計
・施工者:有限会社杢承
・講 評:
 茅葺屋根のシルエットを残した大きな屋根がとても印象的で、伊賀地域の原風景を想起させる佇まいとなっている。
 現しとした柱、梁等の力強い木構造の美しさを保ちつつ、現状の傷み等の状況を的確に把握し、柱の根継ぎなどを含め必要な耐震補強を施し、見事に築300年の古民家を再生している。
 また、シンプルな古民家のプランに、在来工法と併せて住宅設備を挿入し、現在の暮らしに合う住まいを実現しており、今後長年にわたり住み継いでいける素晴らしい住宅リフォームとなっている。












 

優秀賞

[作品名]『木組みを残し、時を越えて- 蘇る古民家の伝統美』

・所在地:伊賀市
・設計者:意匠計画
     A・エ-ス設計
・施工者:中村 明良
     棟梁 北森 資万
・講 評:
 地域の変わらぬ風景や、内部の力強い架構を残すことを前提とし、直して活かすことを目標とした取り組みに対し、施主・設計者・施工者が三位一体となった思想の共有が感じられる。施主が構造専門家とのことで、構造的には、基礎の改修や、全体として粘りを持たせる「総持ち」という考え方を踏まえた耐震補強など、目に見えない部分に対してもしっかりと手が加えられており、この建物がさらに永く生き続けていくことを期待する。










 

非住宅部門

知事賞

[作品名]第2名古屋三交ビル

・所在地:名古屋市中村区名駅三丁目19番14号
・建 築 主:三交不動産株式会社
・設計者・施工者:竹中工務店
・講 評:
 誰でも立ち寄ることができる、美しい “みえの木” に包まれた天井高10mの大空間は、大胆さと繊細さが絶妙に呼応し、このテナントビルの個性を際立たせている。
総合設計制度に定める屋内型公開空地に求められる十分な天井高さにより、容積率等の制限を最大限緩和すると同時に、火災時の天井面への延焼リスクを低減する。避難経路となるエントランスホールには、一般的に不燃性能の高い建材の使用が求められるが、当該施設では避難安全検証法により内装制限を解除し、香り豊かな無垢の木の仕上げを実現している。
 都心を行き交う人々に惜しみなく木の空間体験を提供するデザイン。秀逸である。








 

優秀賞

[作品名]御福餅本家 本店

・所在地:伊勢市二見町茶屋568-1
・建築主:株式会社御福餅本家
・設計者:清水建設株式会社 名古屋支店 一級建築士事務所
・施工者:清水建設株式会社 名古屋支店
・講 評:
 歴史ある表参道沿いに建つ老舗企業の新店舗である。伝統的な街並みとの調和と津波による浸水への対策という2つの課題に対して、RCラーメン構造の強固な躯体に乾式の外壁を取り付け津波を受け流すという手法で解決を図っている。内外装には地産の素材が選定され、ささら下見板張りの外壁や軒裏、店内の家具など、木材がそれぞれの部位で大変効果的に使用されている。2つの課題への応答が破綻なくまとまり、景観重点地区にふさわしい意匠を実現している点が高く評価された。










 

優秀賞

[作品名]株式会社まつきひら建築 事務所

・所在地:亀山市能褒野町51-56
・建築主・施工者:株式会社まつきひら建築
・設 計 者:シンプラン建築設計事務所
・講 評:
 大工の手仕事の跡が随所に見られると同時に、内部空間・外装共にふんだんに木材が現しで利用されており、空間体験を通して、三重の木の良さを感じられる建築である。










 

優秀賞

[作品名]森医院

・所在地:四日市市羽津町15-26
・建築主:医療法人社団 森医院
・設計者:TSCアーキテクツ
・施工者:株式会社上村工建
・講 評:
 旧街道に面した小規模クリニックである。深い庇が端正なファサードを作り出し、その中に光の差し込む植栽エリアを設けて、地域のコミュニティに開かれた明るいアプローチ空間を実現している。土間はそのまま内部まで連続し、入れ子状に掛けられた木の屋根が街道の続きのような雰囲気と同時に、子どもから高齢者まで様々な患者さんに寄り添う優しさを感じるスケール感を待合空間に作り出している。以上のような地域のクリニックとしてのデザインと併せて、木材利用の工夫として、製材所と連携した木取りで構造材と仕上材の双方に熊野産のスギとヒノキを活かした点も高く評価された。










 

審査員特別賞

[作品名]中勢自動車学校A棟、B棟、C棟

・所在地:鈴鹿市寺家6-1-20
・建築主:株式会社中勢自動車学校
・設計者:カイダ建築設計事務所
・施工者:株式会社杉本組
     株式会社大藤工務店
・講 評:
 自動車学校は、地域に暮らす様々な世代の人々に便利さと安全を提供する役割を担う。地元 “みえの木” を積極的に採用した木の建築づくりからは、「地域との繋がり」「地域社会への貢献」を大切にする事業主の姿勢が伝わってくる。
 機能毎に複数の棟に分け、防耐火計画における法的制限に配慮することで、安全性と経済合理性のバランスの良い建築が実現されている。左官仕上げや工業化建材との調和を図り、意図的に抑制を効かせた木の見せ方からは、無理せず適材適所に木を使う設計意図も汲み取れる。










 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 農林水産部 森林・林業経営課 木材利用推進班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁6階)
電話番号:059-224-2565 
ファクス番号:059-224-2070 
メールアドレス:shinrin@pref.mie.lg.jp

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