1 日時 平成30年3月14日(木)14時から16時まで
2 会場 三重県立図書館読書振興室
3 出席委員 井村正勝委員、増田喜昭委員、高屋充子委員、前田憲司委員、海住さつき委員、
広瀬史子委員、水谷てつ子委員
4 内容
【1】 図書館長挨拶
【2】 平成29年度アクションプログラムの進捗について
(主なご意見など)
・今年度は高等学校との連携が進むきっかけ作りが出来た。協力貸出冊数の増加からも高等学校との交流が
進んでいることがわかる。小中学校の読書活動支援については市町立図書館のサポートをどうしていく
か、県立としてどんな事例を作っていくかが次年度の課題となる。
・子どもの本を借りに来た人を一般のコーナーへ誘引するようなものがあればいいのではないか。常設棚も夏休みなど子どもの多いときは意識して少し変えたり、テーマ展示に利用者が足を向けるような案内書を作るなどしてはどうか。
・活字を読んで想像する、文章表現をする、人と対話するという学力の基礎となる力が希薄になっているが、その観点で高校生と県立図書館をつなぐということが、今、面白くなり始めているのではないか。。
・e‐Bookingは貸出期間が短く大変だが、最寄の図書館で本の受取・返却ができるので助かっている。
・未設置自治体の小中学校への貸出はもっとやってもらいたい。子ども達は、本屋も図書館もないところで
物語を待っている。一定期間であっても県立図書館で借りられるとなれば、山の中や遠隔地に住んでいる子
ども達にとっては大変面白い出来事になるだろう。
・三重県で本に関するプロをもっと育てて欲しい。本当に本を必要としているのは、小中高校生である。子ども達が自分で本棚に手を伸ばすためには、その先に必ず本のプロが配置されていなければならない。
・読み聞かせは読書ではない。読書は活字を追って想像力でいろんなものを作りあげていく訓練である。
・学力向上のために読書が必要だと言い始めているが、どの本がためになるのかならないかを見極めなければならない。
・おなかの大きいときから親が本に接するのが大事。図書館は年代関係なく親しまれる場所なので、誰もが気軽に来てもらえるようにしなければならない。
・図書館はイベントの際、会場に関連本のリストを置いているが、リストの本が下の図書館で借りられることを、人を介して伝えてもらえば、本を借りる人がもっと増えるのではないか。
【2】平成30年度アクションプログラム(案)について
・郷土の偉人など地域にあるものをチャンスとして捉え読書や知識につなげる機会が少ないので、高校生が
冒険の糸口として利用できるようなテーマ別の案内書があるといい。
【3】 平成30年度当初予算(案)について
【4】 全国図書館大会について
【5】 平成30年度年間スケジュールについて
【6】 会議の公開・非公開
会議は公開で行いました。傍聴者はなしでした。