1 日時 平成30年6月26日(火)10時から12時まで
2 会場 三重県立図書館読書振興室
3 出席委員 井村正勝委員、岡野裕行委員、中川弘文委員、前田憲司委員、増田喜昭委員
海住さつき委員、広瀬史子委員、水谷てつ子委員
4 内容
【1】図書館長挨拶
【2】平成30年度アクションプログラムの進捗について
(主なご意見など)
・ハンセン病の展示スペースは小さいが注目された。中身や取組の形態によっては取材に来てもらえるが、
現状としてはまだまだPRや発信力は弱い。
・アンケートにQRコードを付ければ参加者がスマホから回答ができ、集計しやすくなる。
・図書館のTwitterでつぶやかれているものは本以外の内容が多いので、新刊案内など本についてのお知
らせが欲しい。
・紙は直接来館した利用者がすぐに持っていける。ただ、紙媒体はどれぐらい持ち帰ったら成功なのかがわかりにくい。Twitterなど電子媒体はすぐにカウントや伸び率が出てくる。それぞれの良さがあり、複数
の方法を取る必要があるのではないか。
・チラシはA4サイズが多いが、その半分のA5にしても十分必要なことが書けるし、持ち帰りやすい。
・書店や図書館に行く楽しみは、目的の本を探しながら全然関係のないものに出会うことである。高校生が図書館に自ら足を運ぼうとする仕掛けとしてSNSと連動したミニ展示は有効であるし、実際に図書館に来て考えてもみなかったような本に出会うのはおもしろい。
【3】 三重県立図書館改革実行計画「どこにも2つの図書館」の改訂について
・こういった方策がないと、日々のルーチンにかかり切って得手のいい方に偏りがちになる。
・全国図書館大会はだれのためにやっているのかを考えて、10年を節目とする目標ではなく三重県がどのような段階を経てきたかがわかるような取組にしてほしい。参加者の印象に残るような何か目立つことに取
り組んで全国に三重県をアピールしてほしい。
・全国図書館大会を利用するのは1つのポイントである。分科会も特色ある三重県なりのものにしてほし
い。
【4】 その他
・読書の神髄は現代の本ではない。図書館の役割の1つとして、日本が守ってきた文学をもう一度どうやって若い人に定着させるかを視野に入れないと、やがて日本語は消えるような気がする。
・古典というのは年齢を重ねてからもう一度読み直すと新鮮さを感じるものである。
・レファレンスは検索上手ではなく、経験則でやってもらうと非常におもしろいことができるんじゃないか。
・古い書物へ導くのは図書館で、地味ではあるがそういったニーズに応えることが大事な仕事である。ネットでも調べられるが、人を介して知ってもらうことに意味がある。
【5】 会議の公開・非公開
会議は公開で行いました。傍聴者はなしでした。