1 日時 令和2年10月23日(金)14時から16時
2 会場 三重県立図書館読書振興室
3 出席委員 東福寺一郎委員、秋山則子委員、前田憲司委員、岡野裕行委員、山﨑美幸委員、
南出正博委員、山下敬子委員
4 内容
【1】図書館長挨拶
【2】委員自己紹介
【3】会長・副会長の選出
【4】令和2年度アクションプログラムの進捗について
(主なご意見等)
・県立図書館にはすべてのジャンルの本が揃っており、すべての県民に対して同じサービスを提供できる
点が市町立図書館との違いだと思っている。
・現在の計画は10年前に策定されたものであり、子どもたちの活字離れや電子書籍化など、当時とは社
会環境も大きく変化している。
・図書購入費が少ない中で、購入した本がどの程度利用されているのか分析・把握していく必要がある。
・今年度はコロナウィルス感染症の発生により、入館者数が落ち込んでいるが、どのように現状を評価し
ているのか。
・紀要類の目次情報入力は大学でも行っているので、リポジトリにリンクを貼るなどにより活用し、事務効率化につな
げていただきたい。
・県立図書館の利用者層や経年変化を把握・分析し、図書館運営に活用していってほしい。
【5】次期改革実行計画の骨子について
(主なご意見)
・「学校図書館との連携・協力」に関して、学校司書は一人職場なので、外部研修に参加するためには図
書室を閉めなければならなくなる。そのため研修に参加しづらいという事情があるが、どのような支援
を考えているのか。
・市町立図書館への支援として、未設置自治体への支援が挙げられているが、既設の自治体への支援はど
のように考えているのか。
・「本に囲まれる魅力」を感じる世代や「勉強する場所」と感じる世代など、図書館に対するイメージが
世代によって大きく異なるので、すべての世代を意識した図書館運営を行うことは難しいのではない
か。また、働いている世代は、なかなか図書館を利用できない状況である。そういった方々に対して、
紙や活字から何かを得る魅力、情報を得るだけではない本の魅力を発信していってほしい。
・最近は、民間のまちライブラリーなどが増えてきている。本に関わる人を増やすという取組みが増えて
くれば良いと思う。
・概ねこの骨子案で良いと思うが、「とどける」という部分については、ネットやメディアの活用だけで
なく、口コミなど人を媒介にした情報の届け方についても検討してほしい。
・引き続き、県文化施設との連携展示等に取り組んでいってほしい。ただし、図書館に来てもらうのでは
なく、ブックリストとともに関連本を連携先で貸し出し(出張図書館)てはどうか。企画展の感動冷め
やらぬ観覧直後に関連本を手にできることで、図書館の利用者増にもつながるのではないか。
【6】次回日程について
令和2年12月11日(金)14時から16時に開催
【7】会議の公開・非公開
会議は公開で行いました。傍聴者は1名でした。