1 日 時 令和5年3月16日(木) 14時~15時50分
2 会 場 三重県立図書館2階 読書振興室
3 出席者 秋山則子委員、入江知子委員、岡野裕行委員、加藤久委員、辻成尚委員、東福寺一郎委員、
林千智委員、南出正博委員、山崎美幸委員、吉川和之委員
4 内 容
【1】図書館長挨拶
【2】議事
①令和4年度アクションプログラムの進捗及び令和5年度アクションプログラム案について
〈事務局から主な項目について説明〉
令和4年度の各アクション項目の進捗状況について、A~Dの4段階で自己評価を行い、C、Dの評価
となった項目を中心に、評価に至った理由及び令和5年度の取組目標等を説明した。
〈委員からの意見〉
・A(目標を達成した)、B(おおむね目標を達成した)を合わせると83%で、C(達成度50~80%未
満)も取組内容を重視して評価しており、全体としては良いと思う。
・業務支援体制の構築として、令和5年度の目標を窓口での貸出・返却業務に関する研修の回数としてい
る。研修を実施するのであれば、窓口での実践まで行った方がいいのでは。そのほうが研修の内容も身
につくと思う。
・出張図書館における1回あたりの貸出者数の目標を、令和5年度は令和4年度から下げているが、その
ままでもいいのでは。目標を達成するために下げたように見える。目標を一旦下げて達成しても、令和
6年度の目標は達成できないのではないか。達成できなかった理由と達成するための具体的な取組の検
討が必要。
・出張図書館について、シンポジウムは始まってしまうとみんなが会場に入り人がいなくなってしまうの
で不利だと思う。マルシェなど人がその場に1日中いるような場所だと本を見てもらう時間が増え、効
率がいい。実施場所等の検討が必要では。
・全国で書店のない市町村の割合が25%程度となっている。本を届けるという意味では、書店や図書館
未設置自治体に県立図書館が出かけていくことが必要だと思う。書店や図書館のないところの子どもた
ちに本が並んでいるところを見せてあげたい。
・デジタル化は便利なので進めて欲しい。紙の本と並行して電子図書も増やしてもらえれば利用者にとっ
て便利である。
・広報の動画作成等は職員の人づくりにも繋がるので、そのまま続けていってもらいたい。
・非来館サービスについて、図書館に来れない人に来てもらうようにするのか、来なくても図書館を利用
できるようにするのか、ターゲットをどうするのか。本来はコロナ対応であったと思うが、今後はどう
していくのか検討が必要である。
・子どもでも一人でインターネットを使う時代、トラブルに巻き込まれないか心配しており、ツイッター
などのSNSを子どもにさせるべきか悩んでいる。
・高校では一人一台のタブレットを活用し、授業を行っている。今年度からは情報の授業も行っており、
今後は大学入試でも出題される見込みである。スマホで簡単に情報を得ることができるが、全てが正し
い情報ではないことから自分で判断することが必要となる。
②その他
委員からの情報共有事項等なし
【3】会議の公開・非公開
会議は公開で行いました。傍聴者は0名でした。