1 日時
令和4年3月4日(金)13時30分~15時30分
2 会場
三重県総合博物館 3階レクチャールーム
3 出席委員
(レクチャールーム):山田康彦委員(会長) 、大西かおり委員(副会長) 、田部眞樹子委員、
中尾正己委員、 前田智之委員
(オンライン):岩﨑奈緒子委員 、加藤美紀委員 、 齋藤彰一委員 、染川香澄委員 、髙井健司委員 、
西岡慶子委員 、山下治子委員
(総合博物館)守屋館長、垣内副館長、経営戦略広報課 中世古課長、福田主査、
展示・交流事業課 星野課長、調査・資料情報課 瀧川課長
4 内容
■報告事項
(1)三重県総合博物館の活動と運営について
1)前回協議会で頂いた意見の反映状況
2)入館者数及び展示観覧者数
3)基本展示観覧者数の推移
4)企画展の開催状況
5)MieMu展示アンケートの結果
6)交流創造活動事業等
7)企業との連携
8)調査研究事業・収集保存事業
(2)博物館活動の今後の取組について
■意見
(1)アンケートの回収率について
・アンケートの回収率が低いのではないか。
・アンケートの回収率を上げるには対面のアンケートが効果的である。
・アンケートは、来場者の評価を図るうえで重要である。入場の際、全員にアンケートを渡し、
声掛けをするという方法もある。
(2)企業パートナーシップ会費の残額について
・企業パートナーシップ会費の残額が毎年増えている。企業には使途について、どのように説明して
いるのか。
(3)デジタルコンテンツやアウトリーチの成果について
・コロナ禍前は入館者が目に見える数値だが、今後は動画の視聴数やホームページの閲覧数なども
わかるようにした方がよい。
・実績にコンテンツの発信を協議会資料に記述してはどうか。みえむの発信、活動としてアピール
できるポイントになると思う。
・ミュージアムキットは小学生に大変好評だった。教材を今後も充実させてほしい。
(4)歴史的公文書について
・三重県公文書等管理条例24条で利用の促進、25条で保存及び利用の状況の公表の規定があるが、
博物館と文化振興課歴史公文書班が協力関係にあるならば、協議会資料の閲覧実績に明記した方が
よい。三重県における公文書の管理活動について、博物館が貢献しているというメッセージになる。
歴史的公文書との仕事の棲み分けについて、実務上は問題ないようだが、三重県公文書等管理条例と
三重県総合博物館条例との関係を整理してほしい。
(5)資料の購入、収蔵について
・古文書は市場にでたら、すぐに購入しないと入手できないと聞いている。資料購入について、費用が
確保できているのか。また、寄贈も含めて、収蔵庫に余裕がないと資料の収集ができないので、
収蔵庫増設の検討を進めてほしい。
(6)その他
・本年度の企画展は素晴らしかった。県内の小中学生には情報を送っていると思うが、
内容によっては、大学生レベルで、もう少し広域的に情報を発信してもよいのではないか。
・博物館の様式で性別欄があるものについて、男女を表記しなくとも欄があるだけで傷つくことも
あるので、記入欄の必要性をよく議論してほしい。
・西暦と元号の関係について、展示の際には西暦(元号)と表記するように提言している。
元号表記のみは観覧者に負荷をかけているという意識をもってほしい。
・元号表記について、展覧会によっては元号がわかりやすい場合もある。基本的な理念は必要だが
柔軟に対応することも必要である。
5 会議の公開・非公開会議の公開・非公開
会議は公開で行いました。傍聴者は0名でした。