現在位置:
  1. トップページ >
  2. スポーツ・教育・文化 >
  3. 文化施設 >
  4. 三重県総合博物館 >
  5.  令和7年度第2回三重県総合博物館協議会の開催結果
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2. 環境生活部  >
  3. 総合博物館
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和08年02月28日

令和7年度第2回三重県総合博物館協議会の開催結果

1 開催概要
令和8年2月17日(火)13時30分から15時45分、三重県総合博物館(MieMu)3階レクチャールームにて開催されました。全15名の委員のうち14名(うち3名はオンライン)と事務局員が出席し、定足数を満たして会議が成立しました。今回は、前回意見の反映状況、令和7年度12月末までの活動実績、令和8年度の企画展案、および資料収蔵検討部会の検討結果についての報告と、資料収蔵検討部会の解散について協議が行われました。

2 会場
三重県総合博物館 3階 レクチャールーム

3 出席委員 (氏名の五十音順)
(レクチャールーム)阿部、小林、駒田、瀧、冨永、浜辺、尾藤、船越、松岡、山本、吉岡
(オンライン)岩﨑、北村、染川
(欠席)林

4 前回の協議会意見の反映状況について
事務局より、前回寄せられた意見に対する具体的な対策が、下記のとおり説明されました。これに関して委員との質疑応答は特にありませんでした。
• 学校利用の促進:近隣小学校や教育研究会を訪問して学校の要望を聞き取り、年間スケジュールのポスター制作や見学コース案の作成を進めています。
• 展示の波及効果:現在開催中の特別展「ポケモン化石博物館」の出口に、関連する化石が展示してある基本展示室への誘導看板を設置するなどの工夫を行い、観覧者増を図っています。
• 資料貸出の見える化:令和6年度版の年報から、他館への貸出実績(展覧会入場者数等)を記載し、実績のアピールに努めています。

5 令和7年度の活動と運営について(12月末時点)
事務局より、活動実績の報告と委員の質問に対する具体的な回答が以下のとおりありました。
• 入館者数と目標達成の見込み:入館者数は159,628人(目標達成率84%)、展示観覧者数は115,434人(目標達成率90%)であり、特別展「ポケモン化石博物館」の効果で目標達成が見込まれています。
• アンケート回収率向上の取り組み:基本展示のアンケート回収率が例年の約1%から6.5%に向上した理由について質問がありました。これに対して、7月から9月の地獄展期間中に、回答者に博物館関連のプレゼント(ノベルティ)を配布するキャンペーンを実施したことが大きな要因であり、非常に多くの意見を収集できたと回答しました。
• AIを活用した業務効率化の詳細:書籍登録におけるAI活用の仕組みとコストについて質問がありました。これに対して、具体的には、スマートフォンのカメラやカメラ付きPCで書籍の表紙を撮影してAIにアップロードし、他の図書館のデータベースと照合してタイトルや発行日等のデータを自動生成しており、既存の機器や無料の仕組みを活用しているため、追加コストはほぼゼロであり、作業時間と労力を半分以上削減できていると回答しました。
• 目標数値の設定根拠:入館者数等の目標値をどのように設定しているか質問がありました。これに対して、各企画展の目標は過去の類似展覧会の実績や規模を参考に算出していることや、基本展示は過去数年間の来館動向をベースに、2年に1度の移動展示の有無などを考慮して年度ごとに積み上げて設定していると回答しました。
• ナイトミュージアムの運営と労務管理:地獄展でのナイトミュージアムの申込者数増の好評を受け、開催回数を増やした際の対応や今後の開催見込みについて質問がありました。これに対して、職員の勤務時間を調整し、柔軟に運営していると回答しました。また、次年度の企画展については、露出展示(ケース外の展示)が多く含まれるなど、監視体制や安全面を考慮し、慎重に検討する必要があると回答しました。
• 博物館貸出キットの貸出傾向:今年度「浮世絵摺り体験キット」が人気である理由について質問がありました。これに対して、NHK大河ドラマの影響で、子供に体験させたいという保護者や学校側の関心が高まっていることが要因ではないかと回答しました。

6 博物館活動の今後の取り組みについて(令和8年度企画展案)
令和8年度は、以下の3つの企画展を予定していることを報告しました。
1.「まつりを旅する」:三重県のまつりを彩る華麗な幕や彫刻、貴重な名品の数々を展示。
2.「WHO ARE WE 観察と発見の生物学」:国立科学博物館所蔵の剥製コレクションを中心とした展示。
3.「みんなののりもの 三重の鉄道大集合」:県内の鉄道史を網羅する体験型を含めた展示。
• 体験・体感型展示への要望: 祭りや鉄道の展示において、子供たちが体で感じられる要素を重視すべきとの意見が出されました。これに対して、「まつり展」では多数のワークショップや実演イベントを計画し、映像も多用して動的な魅力を伝える予定であると回答しました。「のりもの展」では実物大模型や運転台など体験性の高い資料を用意し、さらに館内の三重県特定歴史公文書と連携して鉄道史を深掘りするコーナーも検討していますと回答しました。

7 資料収蔵検討部会の開催結果について
資料収蔵に関する課題を検討するために設置された部会の成果が報告され、「資料基本方針」「資料収集方針」「資料保存管理方針」の3つの案を作成したことを報告しました。
• 「除籍」の導入意図:方針に盛り込まれた「除籍」の必要性について質問がありました。これに対して、100年単位の長期的な保管責任を果たすためには、価値を失った資料や他館での活用が望ましい資料を適正に除外するための「出口」の規定が不可欠であり、その際に有識者の意見を聴取するなどの慎重なプロセスを明文化し、透明性の高い管理を行いますと回答しました。

8 協議事項:資料収蔵検討部会について
部会は目的を達したため、令和8年3月31日をもって解散することが承認されました。

9 その他
各委員から活動全般に対する評価や提言が出されました。
• 広報とトレンドの活用: 「ブラタモリ」や「大河ドラマ」などの社会的な関心事と展示をマッチングさせる手法は効果的であり、今後も時流を捉えた企画を継続すべきである。
• バックヤードの魅力発信: MieMuが持つ豊かな収蔵品(アンモナイトのコレクション等)は大きな強みであり、これらを積極的に活用して「バックヤードの豊かさ」を県民に伝えるべきである。
• 学校・地域との連携: 学校での掲載用のポスター制作などの、前回の意見に対する素早い対応を評価しつつ、小中学生が地域の文化を学び、三重県への愛着を深める場としての役割をさらに強化してほしい。
• 体験要素の強化: 「まつり」や「鉄道」の企画展示において、子どもたちが衣装を着用したり、立体音響で音を感じたりできるような「体で感じる体験」をより重視してほしい。
• 職員の労務管理への配慮: 積極的な活動を評価する一方で、AIの活用等による業務効率化をさらに進め、職員に過度な負担がかからない体制を維持してほしい。

10 会議の公開・非公開
会議は公開で行われました。


附属機関等会議概要

本ページに関する問い合わせ先

田中、北村 三重県総合博物館 電話番号:059-228-2283 
ファクス番号:059-229-8310 
メールアドレス:MieMu@pref.mie.lg.jp 

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000308966