1 日時
令和5年2月16日(木) 13時30分から16時40分まで
2 会場
史跡斎宮跡第203次発掘調査現場(多気郡明和町竹川字中垣内地内)
いつきのみや歴史体験館 体験室Ⅰ(多気郡明和町斎宮3046番地25)
3 出席委員
小澤毅委員、京樂真帆子委員、黒田龍二委員、仁藤智子委員、増渕徹委員、本橋裕美委員、
渡辺寛委員、綿貫友子委員
4 内容
(1)議題・報告事項
①史跡斎宮跡第203次発掘調査現地指導
②奈良時代を中心とした斎宮跡の発掘調査について(第203次調査・第202-3次調査)
③飛鳥時代の斎宮中枢域にかかる補足調査と正報告書について
④令和5年度の発掘調査事業について
⑤『史跡斎宮跡保存活用計画』策定について
(2)意見
①・②史跡斎宮跡第203次発掘調査
・確認された建物跡は複数回の建替えを想定すべきである。正確な図面を用いて再検討すること。
②史跡斎宮跡第202-3次調査
・建物跡2棟の建物規模と軸は合うが、配置を揃えていないのはなぜか。
・同型2棟の建物は並ばずにずれた配置を取るので、同時期併存とは考えにくい。
③飛鳥時代の斎宮中枢域にかかる補足調査と正報告書について
・造営にかかる基準尺の問題は重要であり、数値の精査と使用尺の可能性を整理したうえで、
報告書にまとめること。
④令和5年度の発掘調査事業について
・異議なし。
⑤『史跡斎宮跡保存活用計画』策定について
・新たな発掘調査成果を考慮した保存活用計画の策定を模索すること。
5 会議の公開・非公開
会議は公開で行いました。傍聴人0名、報道機関1社(夕刊三重)でした。