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令和07年12月11日

令和7年度第3回伊賀地域高等学校活性化推進協議会を開催し、本年度のまとめを策定しました

1 日時 令和7年11月6日(木曜日)19時から21時まで
2 場所 三重県伊賀庁舎 大会議室
3 概要
 前回に引き続き、令和10年度に想定される学級減への具体的な対応等について協議を行い、令和10年度入学者選抜(令和9年度実施)からあけぼの学園高校の募集を停止し、県立高校5校を4校に再編することを含む当協議会の考え方をとりまとめました。
 主な意見は次のとおりです。

<令和10年度に想定される1学級減への具体的対応について>
○ あけぼの学園高校を募集停止とするならば、美容の学びを他の学校でどのように引き継ぐのか、できるだけ具体的な対応が分かるように記述したほうがよい。(中川委員)
○ 名張高校総合学科の表現デザイン系列ファッション専攻では、髪型やメイクについて探究しており、あけぼの学園高校の美容の学びとも親和性があることから、これらの学びを集約していくことも考えられる。ただし、美容の学びは一般的な教科・科目にない中で、専門的な指導ができる教員を持続的に確保していけるかなどの課題もある。(松﨑委員)
○ 県立高校における通級による指導の現状を聞いて、多様な子どもたちの学びの保障や保護者の安心のためには、通級による指導が必要であると感じている。ぜひとも当地域で通級による指導を導入してもらいたい。(西山委員)
○ あけぼの学園高校の募集停止によって、同校が担ってきた多様な子どもたちの学びのセーフティネット機能がなくならないか不安である。少人数による丁寧な指導や入試制度を含めた同校の機能を今後どのように保障していくのかについて、より具体的な記載が必要ではないか。(澤田委員)
○ 長年協議してきたが、15年先に2校にしていくことと、あけぼの学園高校の募集停止以外は具体性に乏しく、これが協議会のまとめとして報告され、具体的な計画は県が考えるというのであればやるせない。特に、県立高校としての使命は、学びのセーフティネット機能にあり、その形をもっと具体化して示さないと、みなさんの不安はぬぐえないのではないか。(西垣委員)
○ あけぼの学園高校の再編で終わりではなく、令和11年度以降も毎年1学級程度の減が続くことを考えると、15年先を見据えた学びや機能の継承などの方向性を示していくことが急務である。(澤田委員)
○ 「学びを整理統合する」で終わるのではなく、整理統合することで15年後に向けて機能を地域に残し、よりよい形に変えていこうという表現にしたほうがよいのではないか。(加藤会長)
○ 「統合することで学びを充実させる」、「より特色化、魅力化を図る」など、学びを整理統合することで当地域の子どもたちにとってよい方向に進むといった前向きな表現にしたほうが、中学生や保護者の安心につながるのではないか。(今髙委員)
○ 学びと配置のあり方を検討するにあたっては、生徒を中心に据えることをあらためて確認しておきたい。生徒のニーズや満足度を考えていかなければ、10年、15年先はうまくいかない。(水守委員)


<今後の協議の進め方について>
○ 1つの高校で専門性の高い教育と学びのセーフティネットの機能の双方を担うのは非常に難しいと思われるので、熊野青藍高校のように校舎制を採用し、機能を分散しつつ、部活動などは合同で行うといった方法も考えられるのではないか。(中川委員)
○ 校舎制は再編の過渡期の形としてはよいかもしれないが、中学校卒業者数が600人台となる15年先にも子どもたちのニーズに応えていくために、一定規模の学校が必要となることもふまえて議論していく必要がある。(西山委員)
○ 塾が主催する高校説明会に当地域の県立高校も参加したが、小中学生は、校舎が綺麗で、多様な学びの選択肢があるところに興味関心が高く、そうした点で私立高校に魅力を感じている子どもたちも多いように感じた。地域で2校に再編していくのであれば、新しく魅力的な校舎や環境であることも大事になってくる。(松﨑委員)
○ 校舎制の考え方を発展させて美容の学びを企業の中に置くことや、学校の機能の一つとして寮を併設していくことを検討するなど、新たな発想で協議を続けていくのもよいのではないか。(西垣委員)
○ 県立高校の校舎の老朽化に関する資料があるが、新築・建替えの協議を進めるために、当地域の高校の状況を可能な範囲で提供してもらいたい。(福本委員)(加藤会長)
○ 現在の委員構成で協議を進めていくことに限界を感じている。協議している方向性を実現させるためにも、今後は行政に関わる職員、まちづくりや建築に関する有識者などに委員として参画してもらいたい。(伊集委員)(西垣委員)
○ 募集停止となった高校の跡地を私立の通信制高校などが利用することになれば、協議会で検討している方向性に大きな影響が出るのではないかと心配している。(米川委員)
○ 今後の配置のあり方について、考え方をとりまとめるとあるが、これまで多くの議論があった学校規模についても重要な視点として入れておいたほうがよいのではないか。(西垣委員)(加藤会長)
○ 今後も15年先を見据え、子どもたちのニーズや思いを大切にして、よりよい方向性を考えていきたい。ただし、子どもたちだけで判断できないことについては、地域の力を結集して形にしていきたい。(加藤会長)


附属機関等会議概要

関連資料

  • 事項書(PDF(220KB))
  • 第3回配付資料(PDF(5MB))
  • 【別添資料】令和7年度伊賀地域高等学校活性化推進協議会のまとめ(案)(PDF(1MB))
  • 【完成版】令和7年度伊賀地域高等学校活性化推進協議会のまとめ(PDF(1MB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 教育委員会事務局 教育政策課 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁7階)
電話番号:059-224-2951 
ファクス番号:059-224-2319 
メールアドレス:kyosei@pref.mie.lg.jp 

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