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令和08年09月16日

令和8年度第1回伊賀地域高等学校活性化推進協議会を開催しました

1 日時 令和8年8月3日(月曜日)19時から21時まで
2 場所 三重県伊賀庁舎 大会議室
3 概要
 令和7年度まとめに示されている「1学年当たり10から12学級となることが想定される15年先(令和22年度)の伊賀地域の県立高校の学びと配置のイメージ」の実現に向け、集約される2校の学びと配置について、子どもたちにとってよりよいものとなるよう協議しました。
 主な意見は次のとおりです。

<15年先の伊賀地域の県立高校の学びと配置について>
〇 中学校の教員からは、生徒は、閉校になる高等学校への進学に不安があり、学校を選択する幅が狭まっているように感じていると聞いている。子どもたちのやりたいことが、できなくなってしまうのではないかという懸念がある。専門学科の特色ある教育課程が縮小されていくばかりでは、魅力がある高校づくりにはつながらないので、よく考えていかなければならない。(福本委員)

〇 子どもたちの数が減っていく中で、旧来の学校の形にとらわれていると、子どもたちが魅力を感じなくなって、他地域への流出につながることが危惧される。そのため、答申にあるように、普通科と専門学科を併設するなど柔軟に対応していくことが大切である。集約される2校どちらの単位も修得できるようにするなど、伊賀地域の中で学びが完結できるようにしてもらいたい。(澤田委員)

〇 県内には、尾鷲高校のように普通科と工業科の双方が設置されている事例もある。これからは、現状の一般的な高校のスタイルだけでは、学びの選択肢を十分に保障することが困難になる。これまでにない多様な学校のあり方も考えていかなければならない。(加藤会長)

〇 来年度、不登校の生徒をはじめ、多様な学びを支えていくために、県立高校3校で「みえ版フレキシブル高校」ができると聞いている。今後、3校からどのように広がっていくのか、伊賀地域にもフレキシブルに学べる高校ができる可能性があるのか、県としての予定があれば教えてもらいたい。(西口委員)

→ フレキシブル高校は、全日制課程に在籍をしながら、他校の定時制、通信制の授業を受けることができる制度である。令和9年度、桑名北、久居、尾鷲をパイロット校としてスタートする。他校への展開については、現時点で具体の学校や校数までは決まっていないが、パイロット校での成果等もふまえながら今後検討を進める予定である。(事務局)

〇 伊賀市には6000人くらいの外国人が在住しており、子どもは日本語を話せるが、親は話せないなど状況はさまざまである中、子ども自身が日本語をしっかり話せることが、高校進学につながると思う。また、日本語指導のモデルや、特色ある学びが当地域の高校にあれば、他地域から来てもらえる可能性が出てくるのではないか。(奥谷委員)

〇 高校の場合は、魅力的な学校をつくることができれば、地域を越えて通学してもらえる可能性がある。観光に関する学びを設置するなど、当地域の実情に合った魅力的な学校をつくってもらいたい。(高田委員)

〇 高校を選ぶ際には、交通の便は大切な要素となるが、学校の学びに魅力があれば、交通の便より優先されることもある。子どもたちは、生活の基盤と学校との距離、通学費用、学校の施設設備、部活動など、さまざまな要素から総合的に判断している。(大薮委員)

〇 他地域の高校を選んでいる生徒は、主に特色ある学びを求めて進学している。伊賀地域の各高校は、すでに多様な学びをどのように保障するかを考えてくれている。子どもたちが減り続ける中、大学進学のニーズに応えることや多様な学びの選択肢として伊賀地域には何が必要か、地域が一体となって、できることからすぐに動き始めなければならない。(福島委員)

〇 高校における多様な子どもたちの学びの保障という観点で、伊賀白鳳高校において通級による指導が始まると説明があったが、どの学校にも困り感を抱えている生徒がいるので、すべての学校への導入が必要ではないか。(西山委員)

〇 どの学校でも支援が必要な生徒への対応はしっかりと行っている。専門学科設置校で通級による指導を導入するのは、伊賀白鳳高校が県内初となるため、課程や学科によらず県内全域に広がっていくよう、しっかりと準備をして進めていきたい。(今髙委員)

〇 これまでの協議では子どもたちの学びにとって、学校に活力があることや一定の規模が必要だということで話がまとまってきた。これからの学びや配置のあり方を議論していくにあたっては、伊賀地域の2校の配置だけではなく、県全体の配置計画も大切である。次期活性化計画や国のネクストハイスクール構想、新しい学習指導要領の検討状況もふまえて考えていくことが重要である。(西山委員)

〇 伊賀白鳳高校は、6学級規模だが7つの学科で農業、工業、商業、福祉と地域になくてはならない学びを開設している。そのために、6学級分の教員数で7学級分の授業を担当している。仮に学級減となれば学科を整理せざるを得ない。地域の子どもたちが地域で学んでもらえるようにすることが皆さんの共通の願いであると思う。新しい学校ができるタイミングで新しい校舎になることが理想である。(今髙委員)

〇 子どもたちの安全安心を考えると施設の老朽化への対応も重要である。今年度学校の形を決めたとしても、校舎の建替えとなると膨大な時間と費用がかかるので、待ったなしの状況である。これから高校に通う子どもたちとその保護者が、伊賀地域には素晴らしい環境が整っている学校があると思えるよう議論を深めていきたい。(大薮委員)

〇 1学級あたり35名を基本として教員を配置してもらえると、ある程度体力のある学校を維持できるのではないか。また、体育館にエアコンを入れるなど施設設備が充実すれば、私学への流出も防げるのではないか。県内には職業系の専門学科を有する私立高校はほとんどないので、県立高校はその強みを生かして特色化・魅力化を進めていきたい。(米川委員)

〇 15年後に北部1校、南部1校と整理されているが、15年先でよいのか。中学校卒業者数が減少していく中で4校を維持していると、1学年4学級や3学級の学校ばかりになり、専門学科の学び、総合学科の系列の学び、大学進学のニーズに応えられる学びが保障されるのか心配である。子どもたちのさまざまな学びを支えていくには、15年先といわず、学校規模があるうちに統合を考えていく必要があるのではないか。(西口委員)

〇 将来2校になっていく過程における学級減の時期を示してもらいたい。通学距離の問題と今ある学びを保障しながら柔軟に対応していくことを考えると、ある程度2校の形は見えてくるのではないか。(澤田委員)

〇 学校規模が小さくなると配置される教員も減るため、多様な科目の開設が難しくなる。学びの特色化・魅力化を進めるには、学校規模はとても重要である。学校規模が小さくなってから統合しても魅力化は難しいので、施設の老朽化の状況もふまえ、どのタイミングで2校とするのがよいかを早急に示してもらいたい。(堀越委員)

〇 統合や建替えの計画から完成までのスケジュールについて、委員が共通認識できるような資料を次回提示してもらいたい。また、令和7年度のまとめでは、15年先のイメージとして北部1校、南部1校とされたが、どのような学校をどの場所に配置していくのかの議論を進めるためにも、次回事務局からたたき台となる案を示してもらいたい。(加藤会長)


附属機関等会議概要

関連資料

  • 事項書(PDF(425KB))
  • 第1回配付資料(PDF(2MB))
  • 別冊1「令和7年度伊賀地域高等学校活性化推進協議会のまとめ」(PDF(1MB))
  • 別冊2「県立高等学校活性化計画」(PDF(2MB))
  • 別冊3「県立高等学校の学び並びに配置及び規模の在り方について答申」(PDF(1MB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 教育委員会事務局 教育政策課 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁7階)
電話番号:059-224-2951 
ファクス番号:059-224-2319 
メールアドレス:kyosei@pref.mie.lg.jp 

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