大淀漁港　OIZU

種別：第１種　所在地：多気郡明和町大淀・伊勢市東大淀町
漁港指定：昭和２６年７月２８日　管理者：明和町

沿革

　当地は、往時老津と呼ばれた白砂青松の景勝地として知られる海岸地帯で、港は大堀川の河口を船溜として利用してきたが浅く漁船の出入が困難であったため、大正12年に河口両岸に突堤を築造、航路と船溜を浚渫し、その土砂を利用して埋立地を造成、物揚場と道路を建設した。昭和7～9年度には時局匡救事業で漁港改良を行い、昭和22年度には物揚場を拡張造成、昭和28年度に整備計画漁港の指定を受け、第1、2次の昭和37年度までの改修事業により物揚場の造成等が行われた。昭和41､42年度と昭和45､46年度に局部改良事業で堤防、物揚場等が造成、昭和47年度からの第4～6次の昭和55年度までの改修事業により物揚場、船揚場等を整備した。平成12～13年度の局部改良事業では物揚場等の整備を実施し、平成21～29年度には海岸高潮対策事業で堤防、防波堤等の整備を実施した。