この活動は、NTT西日本三重支店と津市、三重県が締結した協定に基づき行われるもので、34名参加のもと間伐活動や木工体験などが行われました。
午前中は、林業研究所のみえ森林・林業アカデミー棟において、製材所の経営を体験しながら、森林や林業、木材産業について楽しく学べる「セーザイゲーム」を体験していただきました。最初は、皆さん戸惑いながらゲームに参加されていましたが、慣れてくると大変盛り上がり、「とても楽しいゲームですね!」といった声もいただきました。
午後からは、同社の企業の森活動地である「ひかりの森」(津市白山町垣内地内)において、活動パートナーである中勢森林組合指導のもと、間伐活動と木工体験を実施していただきました。間伐作業では、皆さんで協力して木を切り倒していただき、倒れた瞬間には大きな歓声が上がっていました。また、切り倒した木の一部は皆さんの力で搬出し、今後、これを加工してSDGsバッジを製作する予定としています。
活動の最後には、中勢森林組合の職員から、今回搬出した丸太にはどれ位の二酸化炭素が固定されているのか?を算出するワークショップを行い、木材の利用意義についても学んでいただきました。
天候にも恵まれ、皆さん笑顔で活動されており、森林や木材にふれていただくとても良い機会になったのではないかと思います。
県としましては、今後も、こうした企業や県民の皆さんの参加による森林づくりを促進していきます。

「セーザイゲーム」の様子

伐倒作業の様子

玉切り作業の様子

搬出作業の様子