平成１９年度のダイオキシン類環境調査結果について

１ 発表事項
　平成１９年度のダイオキシン類環境調査結果について

２ 発表要旨
　ダイオキシン類環境調査等結果 総括表（表１参照）
　ダイオキシン類対策特別措置法第２６条第1項及び三重県生活環境の保全に関する条例第１０１条の規定により実施したダイオキシン類環境調査等結果を公表します。
　調査対象と地点数は下記のとおりです。
（１）大気 （７地点）
（２）水質 （河川２３地点、海域４地点）
（３）底質 （河川９地点、海域４地点）
（４）地下水 （４地点）
　その結果、すべて環境基準を満足しました。

３　結果の概要
（１）大気（表２参照）
（環境基準：年間平均０．６pg-TEQ/m3以下）
　県内７地点において大気の調査を実施した結果、年平均濃度は０．００８４～０．０３８pg-TEQ/m3の範囲にあり、すべての地点で環境基準を達成していました。

（２） 水質
　ア）河川・海域の水質（表３・表５参照）
（環境基準：年間平均１．０pg-TEQ/リットル以下）
　県内の２２河川（２３地点）において水質の調査を実施した結果、平均濃度は０．０６６～０．９０pg-TEQ/リットルの範囲内にあり、すべての地点で環境基準を達成していました。
　海域の４地点において水質の調査を実施した結果、平均濃度は０．０６８～０．１６pg-TEQ/リットルの範囲内にあり、すべての地点で環境基準を達成していました。

　イ）河川・海域の底質（表４・表６参照）
（環境基準：１５０pg-TEQ/g以下）
　８河川（９地点）において底質の調査を実施した結果、平均濃度は０．２６～３３pg-TEQ/gの範囲内にあり、すべての地点で環境基準を達成していました。
　海域の４地点において底質の調査を実施した結果、各地点平均濃度は０．２６～９．９pg-TEQ/ｇの範囲内にあり、すべての地点で環境基準を達成していました。

　ウ）地下水（表７参照）
（環境基準：年間平均１．０pg-TEQ/リットル以下）
　県内４地点において地下水質の調査を実施した結果、各地点の濃度は０．０６５～０．０７２pg-TEQ/リットルの範囲内にあり、すべての地点で環境基準を達成していました。

４ 今後の取り組み
　今後も引き続き、環境中のダイオキシン類濃度の実態およびその推移を的確に把握していきます。