来年度も大型整備を継続（特養５９０床・老健２６０床）
～平成２４年度老人保健福祉施設整備方針を公表～

　高齢化の進展により特別養護老人ホーム（以下「特養」という。）の待機者数が年々増加する中、特養などの老人保健福祉施設の整備については、第４期三重県介護保険事業支援計画・第５次三重県高齢者福祉計画に基づき、計画的に進めてきているところです。
　施設整備に当たっては、まず整備を行う年度の前年度に、県が老人保健福祉施設整備方針（以下「整備方針」という。）を公表し、希望する社会福祉法人等から広く整備計画の提出を募り、計画の適正さや地域バランス等を考慮して、翌年度に整備を行う整備計画の選定を行っています。
　このたび、平成２４年度の整備方針を別添のとおり公表しましたのでお知らせします。
　平成２４年度の整備方針においては、次期（第５期）介護保険事業支援計画が現在策定中であるため、保険者である各市町の意向等を踏まえた整備量となっており、平成２３年度（特養４９０床、老健１６２床）に引き続き、大規模な施設整備を進めていくこととしています。
　なお、施設整備にかかる具体的な助成額、助成制度等については、今後の国の動向や県予算の状況をふまえて決定することになります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記
１．平成２４年度施設整備募集数（単位：人分）
　　特別養護老人ホーム（特養）
　　　　北勢圏域　　中勢伊賀圏域　　南勢志摩圏域　　東紀州圏域　　三重県全体
　　　　　１９０　　　　１３０　　　　　２２０　　　　　５０　　　　５９０

　　介護老人保健施設（老健）
　　　　北勢圏域　　中勢伊賀圏域　　南勢志摩圏域　　東紀州圏域　　三重県全体
　　　　　１８０　　　　　　０　　　　　　８０　　　　　　０　　　　２６０

２．整備計画書の提出方法
　施設整備を希望する事業者は、整備予定地を所管する市町の健康福祉所管部局に、各市町が設定する提出期限（７月中旬頃）までに、整備計画書及び必要書類を添付して提出いただくことになります。
　所定の申請書は、三重県健康福祉部の下記ホームページに６月１８日に掲載します。

３．整備にかかる補助金（参考値）

　　施設区分　　　　　　　補 助 対 象 者　　　　　　　　　対象整備区分　　　補 助 額
　　特別養護老人ホーム　　市町又は社会福祉法人　　　　　　創設、増築　　　　3,375千円×床数
　　介護老人保健施設　　　市町、社会福祉法人又は医療法人　創設　　　　　　　25,000千円×施設数
　　養護老人ホーム　　　　市町又は社会福祉法人　　　　　　改築、改修　　　　3,375千円×床数

　施設整備にかかる補助単価については、平成２３年度整備の単価を参考に記載しており、平成２４年度整備の単価として確定したものではないため、変更になる場合がありますので、十分ご注意ください。