三重県では、今年7月25日、「みえライフイノベーション総合特区」が国の指定を受け、中心的な役割を果たすMieLIP(みえライフイノベーション推進センターの略称)セントラルの他、地域の特性を生かした産業創出を支援する6つの地域拠点の設置を進めています。
地域拠点の一つであるMieLIP鈴鹿は、鈴鹿市と緊密に連携を取りながら、鈴鹿医療科学大学に設置することになりますが、この先駆けとして、鈴鹿医療科学大学が、同大学白子キャンパスに医療福祉機器開発センターを開設するとともに、核となるパートナーとして筑波大学大学院山海教授がCEOを務めるサイバーダイン社の中部・近畿拠点、及び三重県の「みえライフイノベーション普及センター」が同センターに同時に開設されます。
これらのセンター等の開設を記念し、山海教授による記念講演等が下記のとおり開催されます。
記
1 日時 平成24年10月19日(金) 16時~18時30分
2 場所 鈴鹿医療科学大学 白子キャンパス(鈴鹿市南玉垣町3500-3)
3 記念行事
(1) 記念講演 16時~17時30分 (白子キャンパス 講堂 小ホール)
○ 演題:「ロボットスーツで三重を変える! 最先端健康医療産業都市へ」
○ 講師: 山海 嘉之(さんかい よしゆき)氏
(筑波大学大学院教授・サイバーダイン株式会社 代表取締役CEO)
(2)HALデモンストレーション
17時30分~18時30分 (白子キャンパス コミュニティハウス)
4 定員及び参加費
(1) 定員: 170名(先着順、申込み不要)
※HALのデモンストレーションについては、実施場所の広さの関係上、定員
を越えた場合、入場できないことがございます。予め、ご了承ください。
(2) 参加費: 無料
5 主催 鈴鹿医療科学大学、サイバーダイン株式会社、三重県
6 備考
○ 鈴鹿医療科学大学が開設する「医療福祉機器開発センター」は、大学の医用工学部や保健衛生
学部理学療法学科等を活用し、産学官民の連携により、医療・介護機器等の研究や製品開発に取
り組むものです。
○ サイバーダイン社の中部・近畿拠点は、同社の全国にある拠点のうち、中部・近畿エリアをカ
バーするもので、今後、山海教授が開発し、世界的に注目されている先端的技術を使った介護用
ロボット「HAL」等の大学教育への活用の検討を進めるとともに、共同研究や周辺機器開発を
行っていきます。
○ 三重県の「みえライフイノベーション普及センター」は、ライフイノベーションの推進のため、
医療・健康・福祉関係の先進的な技術を活用した製品や県内企業の製品などの展示・PRにより、
技術の普及啓発を行うものです。
○ 鈴鹿医療科学大学が開設する「医療福祉機器開発センター」内に、サイバーダイン社中部・近
畿拠点及び三重県の「みえライフイノベーション普及センター」を同時開設することにより、鈴
鹿市をはじめ、産学官民が連携しながら、三重県内のライフイノベーションを推進していきます。