私たちの心に宿る「村」の光景を、写真集「村の記憶」としてまとめた写真家の松原豊氏は、東日本大震災の影響が残る平成23年の夏、初めて岩手県大槌町を訪れました。
その後、機会を作っては当地を訪問し、大槌町の様々な光景を見つめてきた松原氏は、この夏、震災から3年目を迎える大槌町に向かいます。7月27日のトークライブでは、その最新作品を発表していただく予定です。過去2年間の作品に撮り下ろしの作品を加えた今回の写真展から、東日本大震災の被災地に流れる時間を感じ取っていただければと思います。
○松原豊写真展「大槌町 3年目の夏」
(1)期間 平成25年7月12日(金曜)から8月18日(日曜)まで
(2)会場 三重県立図書館2階吹抜けガラス壁面
(3)内容 写真家松原豊氏が、平成23年夏、平成24年夏に岩手県大槌町で撮影した写真(13点)を先行し
て展示し、7月27日からは今年夏の撮り下ろし作品(6点程度)を合わせて展示します。
○トークライブ「大槌町 3年目の夏」
(1)日時 平成25年7月27日(土曜)14時30分から16時まで(14時開場)
(2)会場 三重県立図書館 文学コーナー(津市一身田上津部田1234 定員70名・申込制・先着順)
(3)出演 松原豊氏(写真家)
(4)参加費 無料
(5)申込先 三重県立図書館(電話:059-233-1181 ファックス:059-233-1191
メール:mie-lib@library.pref.mie.jp)
*参加申込フォーム
(パソコンから)https://www.shinsei.pref.mie.lg.jp/uketsuke/dform.do?id=1373524354582
(携帯電話から)https://www.shinsei.pref.mie.lg.jp/uketsuke/iform.do?id=1373524354582
○松原豊氏プロフィール
写真家。1967年三重県生まれ。津市(旧美里村)在住。東京写真専門学校名古屋校(現 名古屋ビジュアルアーツ)卒業後、アシスタントを経て独立。NAGI、kalasなど地域文化誌の撮影に携わるかたわら、村を記憶する「写真師」としての撮影をライフワークとする。2011年6月、写真集『村の記憶』を月兎舎より出版し、県内外で写真展を開催。2012年、三重県立図書館など県内の図書館32館で写真展「大槌町 2011夏・2012冬」を開催。同年、津市文化奨励賞受賞。名古屋ビジュアルアーツ講師。公益社団法人日本写真家協会会員。