三重県は、他の地域に比べて地方誌の数が多いといわれています。特に津市では、県内の地方誌のさきがけとされる「TOWN」をはじめ、「津のほん」「kalas(カラス)」など、実験的な地方誌がいくつも生まれてきました。
このたび、三重県立図書館と津市津図書館にて、津市周辺で生まれた地方誌をテーマとした企画展「まちの遺伝誌展」を開催します。
本展は、津市の四天王会館にて開催されている一冊の本を手がかりに人と人が出会いを楽しむ催し「ホンツヅキ」の中で開催された企画展の一部を移設するものです。
この展示が、その時々の地域の姿を記録として残してきた県内の地方誌について、広く知っていただく機会になればと思います。
1 三重県立図書館における展示
(1)期間 平成26年6月19日(木曜日)から6月29日(日曜日)まで
(2)場所 三重県立図書館 1階展示コーナー(津市一身田上津部田1234)
(3)内容 ・「四日市百撰」「風街じゃあなる」「NAGI」など、県内で生まれた地方誌の紹介と展示
・津市内のカフェや書店の方々が紹介するおススメ本の展示と貸出 など
2 津市津図書館における展示
(1)期間 平成26年6月19日(木曜日)から6月30日(月曜日)まで
(2)場所 津市津図書館 1階カウンター前(津市西丸之内23-1)
(3)内容 ・「TOWN」「津のほん」「kalas」など、津市で生まれた地方誌の紹介と展示
・「kalas」の表紙を飾った松原豊氏(写真家)とつつみあれい氏(絵本作家)の作品の
展示 など
3 主催 三重県立図書館、津市津図書館、カラスブックス
4 参考
ホンツヅキは、「本と人に出会う津の六月祭」をコンセプトに、地方誌「kalas」を発行するカラスブ
ックスの主催により開催されている催しです。6月1日から6月22日までの期間中、一箱古本市やビブリオ
バトル、トークイベントなど、本にまつわるさまざまな催しが津市の四天王会館にて開催されています。
この催しには、書店や古書店、カフェ、図書館なども協力しています。