三重県では、公共事業への県民の理解を深めていただくために、その目的、効果、成果ならびに工事施工を担っている建設業の役割を広報する取組を行っていますが、その一環として、9月30日および10月3日に当事業の近隣の小学生を対象とした近鉄川原町駅周辺総合整備事業の現場見学会をさわやかな秋晴れの下で開催しました。
本事業で小学生を対象とした見学会を開催するのは初めての試みでしたが、小学校のみなさんには、高架線に切り替え(10月25日の始発電車から)間近の下り線側(伊勢中川方面行)の線路の上を実際に歩いて見ていただいたり、光波測量器を使った距離測定を体験していただいたり、盛況に開催することができました。
また、10月5日には、当事業に日ごろからご理解とご協力をいただいている地域住民の方を対象に現場見学会を開催しました。台風18号が日本列島へ接近している中で、開催が危ぶまれましたが、幸いにも見学時には雨も止み、川原町駅の新しい下り線ホームや整備中の線路などを熱心に見ていただきました。
○見学会概要
日 時 ・四日市市立橋北小学校
平成26年9月30日(火) 午前9時30分から11時00分
・四日市市立海蔵小学校(午前・午後の2回)
平成26年10月3日(金) 午前9時30分から11時00分
午後1時30分から3時00分
・地域住民の方々
平成26年10月5日(日) 午前10時00分から11時00分
場 所 近鉄川原町駅付近連続立体交差事業 工事施工現場(四日市市滝川町他 地内)
内 容 ・連続立体交差事業の目的・効果・進捗状況等の説明
・工事状況の見学
下り線側(中川方面)の新しい近鉄川原町駅舎
今秋、仮線からの切り替えを予定している高架線(下り線側)
・測量機器操作体験(橋北小学校・海蔵小学校のみ)
参加者 ・四日市市立橋北小学校 5年生および6年生73名 先生6名
・四日市市立海蔵小学校 5年生および6年生275名 先生11名
・地域住民の方々 57名
その他 小学生を対象とした見学会は、三重県四日市建設事務所と一般社団法人三重県建
設業協会四日市支部の共催により実施しました。
小学生見学会参加者の主な感想
「線路を歩いたり距離を測ったり楽しかった」(5年生女児)
「外観はコンクリートの塊だったが、中の線路が見られて良かった」(6年生男児)
「測量について、機器の仕組みや精度について直に触れ、大変驚いていました。ま
た、作業員さんの丁寧な対応に感謝しています」(6年生の担任の先生)
四日市建設事務所では、近鉄川原町駅周辺総合整備事業の様子をHPでも紹介しています。
http://www.pref.mie.lg.jp/HKENSET/HP/chusin/140725/140725.htm
※県政記者クラブ、第2県政記者クラブ、地元記者クラブに資料提供しています。