1 趣旨
少子高齢化をはじめとする将来の社会情勢の変化に対応した生活交通の維持確保、観光誘客のほか、さまざまな経済交流活動の広域化を担うリニア中央新幹線や高速道路の整備の進展などの新たな動向等を見据えた本県の交通に関する総合的な政策の方向性を示し、安全、快適で利便性の高い交通基盤の確立をめざします。
2 実施期間
平成27(2015)年度からおおむね20年後を見据えた期間とします。ただし、長期間となるため、予測ができない急激な社会情勢の変化や新たな動向等を踏まえ、必要に応じて適宜見直すこととします。
3 位置づけ
「三重県総合交通ビジョン」は、「みえ県民力ビジョン」の部門別施策方針として位置づけられるとともに、交通政策における先行的な方針となります。
4 構成
「三重県総合交通ビジョン」は、全5章で構成しています。第1章「三重県の概況」では三重県の社会情勢や交通の現状等、第2章「三重県の交通課題」ではテーマ別の交通課題を、 第3章では基本理念を、第4章「基本方針」では交通の将来像を、第5章「実施方針」では行政、交通事業者、県民等の役割や施策の方向性を示しています。
5 主な関連法令等
「三重県総合交通ビジョン」は、以下の法令等の内容と整合を図りながら策定しました。
・交通政策基本法(平成25年12月4日施行)
・地域公共交通の活性化及び再生に関する法律(平成26年5月21日改正・平成26年11月20日施行)
・国土のグランドデザイン2050(平成26年7月4日公表)
・交通政策基本計画(平成27年2月13日閣議決定)