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平成27年05月30日

(仮称)都市計画道路鈴鹿亀山道路に係る計画段階環境配慮書に対する知事意見を述べました

 三重県(事業予定者)から送付のあった計画段階環境配慮書について、知事が環境保全の見地から意見を述べるにあたり三重県環境影響評価委員会へ諮問していました。同評価委員会からは、平成27年5月28日に審議結果の答申がありましたので、平成27年5月29日付けで、下記のとおり計画段階環境配慮書に対して知事意見を述べました。

(事業概要)
 ・事業予定者 三重県
 ・事業実施想定区域 鈴鹿市~亀山市(亀山ジャンクション付近)
 ・規模 約10km

※計画段階環境配慮書について
 事業の計画段階において、環境保全のために適正な配慮をしなければならない事項について、複数案それぞれについて事業を行った時に予測される影響を検討し、結果をまとめた書類です。
 当該配慮書では、2つのルート案(鈴鹿市街地の北部を通過するルート1、鈴鹿市街地を通過するルート2)について検討されています。


以下 知事意見を掲載します。

1 大気質及び騒音等
(1)ルート1及び2並びにその周辺の地域は、学校や病院等の環境保全上配慮すべき施設が存在していることから、工事中及び供用時における大気質及び騒音等によるこれらの施設への影響を回避・低減するため、詳細なルート・構造の検討に当たっては、これらの施設に配慮するとともに、方法書以降の手続きにおいて適切に調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ環境保全措置を検討すること。
(2)ルート2は市街地及び集落を通過し、大気質及び騒音等に関する影響が大きくなるおそれがあることから、ルート2を採用する場合、詳細なルート・構造の検討に当たっては、このことに十分配慮すること。
 一方、ルート1は市街地及び集落を概ね回避しているものの、その周辺地域は比較的静穏な環境であると考えられることから、ルート1を採用する場合においても、詳細なルート・構造の検討に当たっては、静穏な環境の維持に十分配慮すること。

2 水質
(1)動植物には水の動きが大きな影響要素となることから、詳細なルート・構造の検討に当たっては、水脈等の情報を把握したうえ、地下水質、地下水位及び湧水等に十分配慮することが望ましい。
(2)造成に伴い河川への雨水流出量の増加が懸念されることから、詳細なルート・構造の検討に当たっては、近隣河川の流域をできる限り変更しないよう配慮すること。また、河川への負荷がかからないよう、必要に応じて流出抑制対策を検討すること。
(3)ルート1が通過する鈴鹿川河川緑地付近には鈴鹿市の水道水源地が存在するため、ルート1を採用する場合十分配慮すること。

3 植物・動物・生態系
 ルート1及び2並びにその周辺の地域は、三重県自然環境保全条例に基づく指定希少野生動植物種であるカワバタモロコをはじめ、さまざまな絶滅危惧種が過去に記録されていることから、方法書以降の手続きにおいては、野生動植物種の調査を綿密に行うこと。
 なお、調査に当たっては、以下について留意のうえ行う必要がある。
・ネコギギ等の魚類を含む動物については、現在知られている生息地からの移動の可能性についても考慮すること。
・この地域の水田や水路は、鈴鹿川からの導水や湧水の影響から生物の多様性が高いと考えられること。 
・ルート1の亀山市田村町付近から鈴鹿市庄野町付近は、安楽川・鈴鹿川の氾濫原である低地から丘陵地にかけて、田畑、雑種地、林地等多様な自然環境が混在し、ほ乳類、鳥類等の動物相が比較的豊かな可能性があること。また、丘陵地と低地部分の境界部分は地下水が滲出しているところが存在し、東海丘陵要素と呼ばれる湿地性植物等が自生している可能性があること。
・ルート1の鈴鹿川の河川の草地では、近年、新種の甲虫(コガネムシ)が発見されていること。

4 地質・地形
 亀山市、鈴鹿市の西部からはミエゾウなどの化石が多く見つかっているため、事業の進捗に合せて、地層の確認と化石の存在について専門家から助言を聴取すること。

5 景観
 ルート1及び2並びにその周辺の地域は、能褒野王塚古墳、伊勢国府跡等の重要な史跡や遺跡のほか、庄野宿等のまちなみ景観があることから、詳細なルート・構造の検討に当たっては、地域の景観に十分配慮すること。

6 土壌・地下水
 ルート2及びその周辺の地域は、海軍工廠跡地であり、土壌及び地下水汚染のおそれがある地域であることから、ルート2を採用する場合十分配慮すること。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 環境生活部 環境共生局 地球温暖化対策課 〒514-8570 
津市広明町13番地
電話番号:059-224-2368 
ファクス番号:059-229-1016 
メールアドレス:earth@pref.mie.lg.jp 

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