県では、ICT(情報通信技術:Information and Communication Technologyの略)やビッグデータを活用し、企業のニーズやシーズの情報を共有する「オープンイノベーション」の取組を進めています。この取組では、新たな商品開発やサービスの創出を促すため、「食のバリューチェーン」を構築するとともに、国内外の先進地域との連携を行うこととしています。
現在、県では、オランダ型の施設や環境制御システムを導入した高度技術ハウスの整備が進んでいます。県内生産者やこれから農業を目指す学生等に対し、このような施設の普及事例、オランダでのICT等の活用による徹底した生産性の効率化、保存・流通・販売方法の改善、他産業から排出される二酸化炭素や廃熱利用の実態等、スマート農業の現状を紹介するため、以下のとおり「スマート農業から考える次世代施設園芸セミナー」を開催します。
本セミナーでは、今後取り組んでいくべき施設園芸の方向性や課題に加え、特にオランダにおける最先端の取組について理解を深めていただきます。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。
1 開催日時 平成28年3月18日(金)13時から18時30分まで
2 開催場所 三重県総合文化センター(津市一身田上津部田1234)
第一部(講演):文化会館棟 小ホール
第二部(レセプション):男女共同参画棟 Cotti菜
3 内容
<第一部(講演):小ホール> 13時から
(1)「三重県からの事業説明」
【説明者】三重県農林水産部フードイノベーション課
(2)「オランダにおける最新のスマート農業の取組情報について」
【講師】Minori Institute B.V. 代表 今井寛之 氏
(3)「三重県内施設園芸生産者による事例報告」
【講師】うれし野アグリ株式会社 マネージャー 染川大輔 氏
(4)「次世代施設園芸の目指す方向について」
【講師】合同会社つくばGBソリューション 代表社員 池田英男 氏
<第二部(レセプション):Cotti菜> 17時から
(5)ネットワーキングレセプション(上記講師との名刺交換等)
4 定員 第一部:80名、 第二部:40名
5 参加費 無料
6 募集範囲 三重県内の農業者・企業、生産者団体、教育・研究所・行政関係者、
農業大学校・高等学校農業科で学ぶ生徒、農学を専攻する学生等
7 申込方法 添付ファイル「参加申込書」に必要事項をご記入の上、3月16日(水)までにFAXまたは
電子メールによりお申し込み願います。
8 お申し込み先・お問い合わせ先
三重県農林水産部フードイノベーション課 担当:中村、岩田
電話:059-224-2395 FAX:059-224-2521 電子メール: foods@pref.mie.jp