「多文化共生」の強みを生かす国際理解事業・国際理解プログラムは、伊勢志摩サミットを契機に県民に芽生えた国際理解の意識を多文化共生に導くことを目的に実施するものです。外国人住民を講師として県内の小学校、中学校、特別支援学校に派遣することとし、プログラム実施校を募集してきました。
このたび、当プログラムを活用した授業の実施が決定しましたのでお知らせします。
1 日時
平成29年6月29日(木) 10時45分から11時30分
2 場所
津市立雲出小学校(津市雲出本郷町1164)
3 対象
3年生 29名
4 テーマ
「フィリピンの文化や習慣を知ろう!」
5 講師
雙田(そうだ)レオネリアさん
略歴:フィリピン出身。フィリピンのアレリアーノ大学卒業後、フィリピンの看護師免許を取得。その
後フィリピンの医療機関や企業にて看護師として勤務し、2000年に来日。来日後は自動車関連
の企業に勤務し、2012年から2017年6月までは、三重県国際交流財団にて多文化共生アドバイ
ザーとして勤務。三重県内の在住外国人からの相談業務や外国人を対象とした研修会の実施等に
携わる。2017年6月からは三重県国際交流財団のフィリピノ語・電話協力者および国際理解講師
として活動している。三重県鈴鹿市在住。
6 その他
・今後の国際理解プログラム実施予定については、日程が決まり次第随時、三重県国際交流財団のホー
ムページにて案内します。
・プログラム実施希望校の募集は終了しています。
(参考)
★多文化共生とは、国籍や民族などの異なる人びとが、互いの文化的な違いを認め合い、対等な関係のもとで、地域社会を一緒に築くことです。
★外国人住民国籍・地域別人口調査(平成28年12月31日現在、三重県調べ)より
・三重県内の外国人住民数: 43,445人 (前年比1,820人、4.4%増)
・国籍・地域別の外国人住民数(上位3ヵ国):
ブラジル11,578人、中国7,717人、フィリピン6,155人
★「法務省 在留外国人統計」(平成27年末調査)より
・県内総人口に占める外国人住民の割合: 2.37% (全国第4位)