県では、伊勢志摩サミット開催に伴う地域の安全・安心への意識の高まりなどの「レガシー」を生かし、県民の皆さん等さまざまな主体との「協創」による防犯・交通安全をさらに推進していくため、「安全で安心な三重のまちづくりアクションプログラム」(中間案までの仮称:犯罪から県民を守るアクションプログラム)を新たに策定しました。
1 計画期間
策定の日(平成29(2017)年1月13日)から平成31(2019)年度末まで
2 基本方針
「意識づくり」「地域づくり」「環境づくり」の3つを基本方針とし、県と県民・事業者等さまざまな主体の協創による取組を進めることで、「県民力でつくる 犯罪や交通事故のない、安全で安心な三重」をめざします。
3 計画の構成
全5章で構成し、第1章「策定にあたって」では策定趣旨等、第2章「三重県の『安全で安心なまちづくり』に関する状況」では犯罪・交通事故件数の推移や県民意識、第3章「アクションプログラムがめざすもの」ではプログラムのめざす姿や推進体制について述べています。その上で、第4章「重点テーマ」には下記の7テーマを掲げ、「意識づくり」「地域づくり」「環境づくり」の基本方針によってこれらを特に重点的に推進し、めざす姿の実現につなげることとしています。そして、第5章「策定後の展開」で、オール三重の県民運動とすることの必要性を確認しています。
<7つの「重点テーマ」>
(1)犯罪被害に遭いにくい生活環境を確保する
(2)子ども・女性・高齢者を犯罪から守る
(3)テロ対策を推進する
(4)IT社会における安全・安心を確保する
(5)薬物乱用を防止する
(6)交通事故ゼロ・飲酒運転ゼロをめざす
(7)犯罪被害者等支援策を充実させる
4 今後の予定
今年度内に、読みやすく親しみやすいデザイン、レイアウトを施した冊子(全体版、概要版)として印刷し、順次配布を開始していきます。