我が国では、年間約464万トン、三重県内では、年間約6.7万トンの大量の食品ロスが発生しています。これは県民1人当たりに換算すると、毎日おにぎり1個分(約104グラム)の食べ物が廃棄されている計算です。食品ロスの削減に向けて、10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」とされています。
本県では、10月の食品ロス削減月間から、食品関連事業者等、様々な主体と連携して食品ロス削減に向けた取組を展開します。
1 実施内容
①食品関連事業者(小売店等)との連携による食品ロス削減の取組
【レールポップ又はポスターの掲示による食品ロス削減の取組】
食品ロス削減の啓発資材として作成した「すぐ食べるなら、期限の近い食品から順番に購入する」
ことを呼びかけるレールポップ(※)又はポスターを店内の食品陳列棚等に掲示していただくことによ
り、消費者の行動変容を促し、期限切れや期限間近が原因により発生する食品ロスの削減につなげま
す。
(※)レールポップとは
小売店などの商品陳列棚に設置したレールに差し込んで使用する店頭広告の一種です。
細長い形状で、プライスカードや商品の販促ツールとして使われています。
②外食産業との連携による食品ロス削減の取組
【箸袋又は卓上ポップを使用した取組】
県内の飲食店での食べきりを推進するため、「完食はおいしかったの合図です」と表記した箸袋、
「三重県の食品ロス削減協力店」であることを示す卓上ポップを活用していただくことにより、消費
者の行動変容を促し、食べ残しにより発生する食品ロスの削減につなげます。
2 実施期間
令和7年10月1日(水曜日)から令和8年3月31日(火曜日)まで
(10月の食品ロス削減月間、3R推進月間、年末年始の「外食時のおいしい食べきり全国共同キャ
ンペーン」を含む6か月間)
※店舗により実施期間が異なる場合があります。
3 協力企業・店舗等
①食品関連事業者との連携による食品ロス削減の取組
【レールポップ又はポスターの掲示による食品ロスの取組】
16事業者811店舗(別紙「協力企業・事業所一覧」のとおり)
※参加店舗数はプレスリリース発表時点での数です。
②外食産業との連携による食品ロス削減の取組
【箸袋又は卓上ポップを使用した取組】
47店舗(別紙「協力店舗一覧」のとおり)
※箸袋、卓上ポップの掲示方法は、店舗により異なる場合があります。