三重県総合博物館(MieMu)では、「交流展示 すばらしい三重の文化財Ⅱ『うけつぐ、まもる、つたえる。』」を開催します。
本展覧会は、三重県総合博物館(MieMu)と三重県指定文化財等所有者連絡協議会が連携し、三重県内の個人・団体が所有する優れた文化財の公開・活用を行うことを目的とした交流展示シリーズで、今回はその第2回目となります。文化財所有者や博物館が受け継ぎ、大切に守り伝えている、三重の文化財のすばらしさにふれられる展覧会です。またあわせて平成27年度に新たに三重県指定となった文化財を紹介します。
1 展覧会の概要
期間:平成29年2月4日(土)から3月20日(月・祝)まで
※期間中の休館日は2月6日(月)・13日(月)・20日(月)・27日(月)、
3月6日(月)・13日(月)
開催時間:午前9時から午後5時まで(土日祝は午後7時まで)(入場は閉場の30分前まで)
会場:三重県総合博物館(MieMu)3階企画展示室(津市一身田上津部田3060)
展示資料:三重県指定文化財等所有者連絡協議会会員の所蔵品を中心に、県指定有形文化財など約30点
観 覧 料:無 料
主催:三重県総合博物館、三重県指定文化財等所有者連絡協議会
後援:三重県博物館協会、三重県教育委員会、伊賀市教育委員会、桑名市教育委員会
2 主な出展資料
・西蓮寺(さいれんじ)所蔵 曾我蕭白(そがしょうはく)筆
鳥獣人物画押絵貼(ちょうじゅうじんぶんがおしえはりびょうぶ)(伊賀市指定有形文化財)
絹本著色地蔵十王図(けんぽんちゃくしょくじぞうじゅうおうず)(県指定有形文化財)※1
・敢国神社(あえくにじんじゃ)所蔵 三十六歌仙扁額(さんじゅうろっかせんへんがく)
(県指定)※2
・桑名神社所蔵 太刀 銘 勢州桑名郡益田庄藤原朝臣村正(せいしゅうくわなぐんますだのしょうふじ
わらのあそんむらまさ)作(さく)(県指定有形文化財)※3
・三重県総合博物館所蔵 紙本墨書(しほんぼくしょ)古文書(県指定有形文化財)
※1近年注目されている、伊勢と縁の深い奇想の画家・曾我蕭白(そがしょうはく)の屏風(びょうぶ)
を展示します。
※2平安時代を代表する36人の歌人全員の肖像と歌が描かれた扁額(へんがく)12面を一挙公開しま
す。
※3「妖刀村正(ようとうむらまさ)」として知られる刀匠(とうしょう)・村正(むらまさ)(3代
目)が制作した太刀を展示します。(平成27年度新規指定文化財)
3 関連イベント
〇ギャラリートーク
日時:平成29年2月4日(土)、5日(日)いずれも午後2時から
場所:三重県総合博物館(MieMu)3階 企画展示室内
内容:展示作品について、当館学芸員等が解説します。
参加費:無 料
参加方法:当日会場にお集まりください。
4 内覧日
一般公開に先立ち、関係者及び報道取材に限りご観覧いただける内覧日を設けました。
日時:平成29年2月3日(金)午前10時30分から午後5時まで自由観覧
場所:三重県総合博物館(MieMu)3階 企画展示室
※当日は自由観覧となっており式典等はありません。
5 問い合せ先
三重県総合博物館(MieMu)(津市一身田上津部田3060)
電話:059-228-2283 FAX:059-229-8310
【参考】
三重県指定文化財等所有者連絡協議会
「三重県指定文化財等所有者連絡協議会」は、昭和62年に全文連(全国国宝重要文化財所有者連盟)の三重支部として設立され、平成5年より三重県文化財所有者連絡協議会に改称、平成7年に三重県指定文化財所有者連絡協議会に改称、平成8年に三重指定文化財等所有者連絡協議会として現在に至る。
この会は、国、三重県及び市町による指定文化財等の所有者又は管理者の連携を密にし、文化財保護意識の高揚を図り、国、県及び市町の関係機関とともに指定文化財等の保護の充実を図ることを目的としています。