1927(昭和2)年、平和を願ってアメリカから日本に贈られた「青い目の人形」のお礼に、三重の子どもたちは日本人形を贈りました。三重県総合博物館(MieMu)では、世界平和を願った人形交流から90年目を記念して、県内に残る9体の「青い目の人形」と州立ネブラスカ大学で大切に保管されてきた日本人形「ミス三重」を展示する交流展を、答礼人形「ミス三重」の会との共催で開催します。
1 交流展示の概要
(1)期間 :平成29年7月11日(火)から9月3日(日)まで
休館日:7月18日(火)・24日(月)・31日(月)
8月7日(月)・14日(月)・21日(月)・28日(月)
(2)開催時間:9時から17時まで(土日祝は19時まで)
(3)会場 :三重県総合博物館(MieMu)2階 交流展示室
(津市一身田上津部田3060)
(4)観覧料:無料
(5)おもな展示内容
・人形大使「ミス三重」1体(ネブラスカ大学州立博物館蔵)
85cmの市松人形で90年前の特注品
・「ミス三重」の調度品(ネブラスカ大学州立博物館蔵)
お嫁入り道具のミニチュアで90年前の特注品
・青い目の人形 9体
90年前、三重県に贈られた200体のうち残っている全ての人形たち
(6)主催 :答礼人形「ミス三重」の会
(7)共催 :三重県総合博物館
(8)後援 :三重県、三重県教育委員会、津市、津市教育委員会
2 関連イベント等
(1)オープニングセレモニー
内容 :関係者にご臨席いただき、テープカットを行います。
日時 :7月11日(火) 10時から
場所 :三重県総合博物館2階 交流展示室
参加者:ネブラスカ大学州立博物館館長 スーザン・ウエラー氏
90年前の手紙の書き手 浦山 ふみ氏(津市在住)
三重県総合博物館館長 大野 照文
(2)答礼人形「ミス宮城」特別展示
内容 :宮城県での展示の前に、特別に三重県総合博物館・上記交流展示内にて期間限定で展示します。
日時 :7月11日(火)から23日(日)まで
(3)ギューリック3世ご夫妻の来津
内容 :90年前人形交流を推進したギューリック氏のお孫さんが津市を訪れ、小学生との交流や交流展
の見学を行います。
日時 :津市立一志東小学校訪問:7月14日(金) 午前中(時間未定)
交流展見学:7月15日(土) 午前中(時間未定)
(4)ギャラリートーク
内容 :展示資料について、株式会社吉德 顧問 青木 勝氏による展示解説を行います。
日時 :7月15日(土)・8月27日(日) 各日11時と14時から
場所 :三重県総合博物館2階 交流展示室
(5)日米小学生「友情テレビ会議」
内容 :今回の交流展に合わせ、ネブラスカ州のファイアーリッジ小学校と松阪市立豊地小学校の児童が
インターネットを利用したテレビ会議で友情交流を行います。
日時 :8月30日(水) 9時から
場所 :三重県総合博物館3階 レクチャールーム
3 問い合わせ先
答礼人形「ミス三重」の会(事務局 滝澤)
電話:090-4867-1476 e-mail: missmiehomecoming@zb.ztv.ne.jp