三重県総合博物館(MieMu)では、伊勢湾集水域のみに生息し、三重県にも生息する国の天然記念物で淡水魚のナマズ「ネコギギ」の水族展示と、伊賀自然の会より寄贈された伊賀地域周辺の鳥類のはく製を展示します。今回は文化庁の特別の許可を得てネコギギの生体を展示しますので、ぜひこの機会に生きたネコギギをご覧ください。
1 展示期間
令和2年2月29日(土)から4月5日(日)までの開館時間中
※ネコギギについては生体展示のため、予定が変更になる場合があります。
2 展示物
(1)天然記念物ネコギギ(亀山市・いなべ市との共催展示)
亀山市といなべ市の河川に生息するネコギギを、両市が施設で保護増殖してきた個体を展示し、
両市のこれまでの生息環境保全の取り組みを紹介します。
亀山市では、鈴鹿享栄学園と飼育協定を締結し、2017年から鈴鹿高等学校自然科学部が学校で
増殖しながら研究しています。本校は、亀山市の生息地で2004年から毎年生息状況調査を実施し、
その16年間の成果もパネル展示します。
(2)山の鳥たち
伊賀自然の会より寄贈された伊賀地域周辺の鳥類のはく製12体を展示します。
3 展示場所
三重県総合博物館2階 交流展示室(津市一身田上津部田3060)
どなたでも無料でご覧いただけます。