三重県総合博物館(MieMu)では、環境生活部文化振興課との共催で、三重の実物図鑑特集展示「公文書にみる明治の大合併」を開催します。
今回の展示では、明治政府による中央集権化や地方制度改革が推し進められた明治20年代に、大規模な市町村合併が行われ、新しい市町村が誕生した当時の様子を公文書や絵図・地図から紹介します。
1 期間
令和3年2月23日(火・祝)から4月11日(日)までの開館時間中
2 場所
三重県総合博物館3階 企画展示室(津市一身田上津部田3060)
どなたでも無料でご覧いただけます。
3 概要
(1)川越町・朝日町の誕生
明治10年代後半から20年代にかけて行われた市町村合併の様子を、川越町・朝日町を例に、
「郡町村分合取調書 桑名・員弁・三重・朝明・鈴鹿」「三重郡川越村地籍図」「三重郡朝日村地籍
図」などの公文書により概要を紹介します。
(2)三重県に誕生した市町村
1877(明治10)年頃から1890年代には、三重県内でも津市をはじめ新しい市町村が誕生しま
した。ここでは、「明治二十一年町村制実施取調上申書」「郡町村分合取調書 飯野・飯高・多気・
度会」などの県内に誕生した市町村合併に関する公文書を展示します。