三重県総合博物館(MieMu)では、三重の実物図鑑特集展示「戦争と三重」を開催します。
第二次世界大戦下では、多くの兵士が遠く離れた戦場に向かいました。また、残された家族の生活も、様々な統制をうけたものでした。そうした兵士たちと、戦時下での国民生活に関する館蔵資料約40点を展示し、当時の様子やくらしがどのようなものであったかを振り返ります。
この機会に、展示品を通して、戦争の悲惨さや平和の尊さについて考えるきっかけにしていただけましたら幸いです。
1 期間:令和4年7月23日(土)から8月28日(日)までの開館時間中
2 場所:三重県総合博物館3階 三重の実物図鑑人文コーナー
(津市一身田上津部田3060)
※どなたでも無料でご覧いただけます。
3 主な展示品
(1)兵士に関するもの
出征兵士の赤たすき、軍隊手牒、千人針、旧日本軍ラッパ、奉公袋、
銃痕のある鉄かぶとなど
(2)戦時下の国民生活に関するもの
大日本国防婦人会たすき、愛国婦人会徽章(きしょう)、灯火管制カバー、国民服、
貝殻で作られたしゃもじ、陶器製のナイフ・フォーク、紙製ランドセル など