三重県総合博物館(MieMu)では、三重の実物図鑑特集展示「戦争と三重」を開催します。
第二次世界大戦下では、子どもたちの生活にも大きな影響がありました。今回の特集展示では、戦時下における子どもたちの学校や日常生活などに関する館蔵資料約30件を展示し、当時の子どもたちのくらしがどのようなものであったかを振り返ります。
この機会に、展示品を通して、戦争の悲惨さや平和の尊さについて考えるきっかけにしていただけましたら幸いです。
1 期間:令和5年7月22日(土)から8月27日(日)までの開館時間中
2 場所:三重県総合博物館3階 三重の実物図鑑人文コーナー(津市一身田上津部田3060)
※どなたでも無料でご覧いただけます。
3 主な展示品
(1)日常生活
爆撃機の絵柄がデザインされたちゃんちゃんこ、子ども用の国民服とモンペ、防空頭巾、軍歌や戦
車が描かれた子ども茶碗など。
(2)学用品
児童用木製机、代用品の紙で製作されたランドセル、スローガンが書かれた紙製の下敷きや鉛筆・
筆箱、当時の教科書など。
(3)遊び道具
軍事色が濃い図柄が描かれているぬりえや小型のメンコ、紙風船など。