現在位置:
  1. トップページ >
  2. スポーツ・教育・文化 >
  3. 文化施設 >
  4. 三重県総合博物館 >
  5.  ミニ水族展示「鳥羽市海のレッドデータブック2023刊行記念展」をはじめました
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2. 環境生活部  >
  3. 総合博物館
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和05年10月28日

ミニ水族展示「鳥羽市海のレッドデータブック2023刊行記念展」をはじめました

 三重県総合博物館(MieMu)では、2階エントランスにおいて淡水魚等の生体を水槽内で展示する「ミニ水族展示」を不定期で実施してきました。
 今回、「鳥羽市海のレッドデータブック2023 鳥羽市の絶滅のおそれのある野生生物」が2023年8月に刊行されたことを記念して、本書において当館の学芸員北村淳一が執筆した淡水魚類2種(ヤリタナゴとアブラボテ)を中心に、掲載された絶滅危惧種の水族展示をはじめました。

1 期間:令和5年11月30日(木)までの開館時間中

2 場所:三重県総合博物館2階 エントランス(津市一身田上津部田3060)
※どなたでも無料でご覧いただけます。

3 主な展示動物
・アブラボテ
 絶滅危惧IA類(鳥羽市カテゴリ)、絶滅危惧IB類(三重県カテゴリ)、準絶滅危惧(環境省カテゴリ)。日本固有種。コイ科タナゴ亜科に属す全長7cmほどの純淡水魚で,春に生きたイシガイ目二枚貝類の鰓内に卵を産み込み,子は貝内で卵黄を約1ヶ月かけて吸収して,貝から泳出する。農業水路や川に生息する。
・ヤリタナゴ
 絶滅危惧IA類(鳥羽市)、絶滅危惧IB類(三重県)、準絶滅危惧(環境省)。日本固有種。コイ科タナゴ亜科に属す全長7cmほどの純淡水魚で,春に生きたイシガイ目二枚貝類の鰓内に卵を産み込み,子は貝内で卵黄を約1ヶ月かけて吸収して,貝から泳出する。農業水路や川に生息する。
・ホトケドジョウ
 絶滅危惧IA類(鳥羽市)、絶滅危惧Ⅱ類(三重県)、絶滅危惧Ⅱ類(環境省)。フクドジョウ科に属するドジョウの仲間の純淡水魚で,水温の低い環境を好む。農業水路や小河川に生息する。
・マツカサガイ
 絶滅危惧Ⅱ類(鳥羽市)、準絶滅危惧(三重県)、準絶滅危惧(環境省)。イシガイ目に属する淡水二枚貝類で、農業水路や小河川に生息する。アブラボテとヤリタナゴが産卵に利用する。
 ※生きた個体であることから、予告なく展示を終了する場合があります。また、飼育して個体の状態が安定してきたことから、一般公開を開始しました。

アブラボテ

ヤリタナゴ

関連リンク

地図情報

本ページに関する問い合わせ先

三重県総合博物館 電話番号:059-228-2283 
ファクス番号:059-229-8310 
メールアドレス:MieMu@pref.mie.lg.jp 

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000279979