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令和06年03月14日

開館10周年記念・第36回企画展「パール 海の宝石、神秘の輝き」を開催します(3月14日一部訂正)

 三重県総合博物館(MieMu)は、令和6年度に開館10周年を迎えます。
 開館10周年を記念した展覧会第1弾として令和6年4月20日(土)から、第36回企画展「パール 海の宝石、神秘の輝き」を開催します。
 古代から現代にいたるまで私達を魅了してきた真珠のきらびやかさや神秘さを、人々はどのように創りあげてきたのでしょうか。出土品や皇室への献上品、ジュエリーを通じて様々な角度から真珠の魅力を紹介します。

1 展覧会の概要
(1)期間:令和6年4月20日(土)から6月16日(日)まで
休館日:毎週月曜日(4月29日、5月6日は開館、4月30日、5月7日は休館)
※期間中に一部展示替えを行います。
前期展示:4月20日(土)から5月19日(日)まで
後期展示:5月21日(火)から6月16日(日)まで
(2)観覧時間:9時から17時まで(最終入場は16時30分まで)
(3)会場:三重県総合博物館3階 企画展示室(津市一身田上津部田3060)
(4)観覧料:【企画展のみ】一般800円、学生480円、高校生以下無料
       【基本展示とのセット券】一般1,050円、学生630円、高校生以下無料
(5)展示内容
プロローグ 真珠とは
真珠と聞くと白くて丸い珠がイメージされますが、真珠の形・色は様々です。貝によって生み出される多種多様な自然の造形である真珠を紹介します。
主な展示品:色とりどりの真珠を生み出す貝と採取される真珠

第1章 日本の天然真珠 三重の真珠
真珠の養殖が始まる遥か昔から、天然真珠は希少性とその輝きにより特別なものとして珍重されていました。福井県若狭町鳥浜貝塚から出土した日本最古の真珠である鳥浜パールや、江戸時代に大村湾(長崎県)で採取された御喰出(おはみだ)しの真珠など、数々の真珠が歴史を彩ります。三重県も天然真珠の採取地として知られていました。伊勢志摩の真珠は古くから献上品として用いられ、江戸時代になると医薬品として用いられることが多くなりました。ジュエリーに使用される前の真珠がどのようなものであったかを紹介します。
主な展示品:大村純保御喰出し(国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産技術研究所)、鳥浜パール(福井県立若狭歴史博物館) 
※( )は所蔵者等、以下同じ

第2章 世界の天然真珠
世界でも天然真珠は採取されており、とくにペルシャ湾は歴史的な天然真珠の一大産地として、知られています。発見された希少な天然真珠はその美しさが高く評価され、ヨーロッパに運ばれ、宝飾品として加工され、身分の高い人たちの髪や胸元、指先をきらびやかに飾りました。この章では真珠の種類ごとにそれぞれのもつ美しさを紹介します。
主な展示品:イコンとイコンカバー【前期展示】(ミキモト真珠島 真珠博物館、以下真珠博物館と表記)、ブローチ「白鳥」(真珠博物館)、真珠貝玉箱【後期展示】(徳川美術館)、星形ダイヤモンドで装飾された金銀製リング:『星が浦』(国立西洋美術館 橋本コレクション)
※3月14日表記を訂正しました。

第3章 養殖真珠の広がり
明治時代に入り養殖真珠が生産されるようになると、宝飾品にも養殖真珠が用いられるようになりました。技術の発展により、真珠の大きさや色、形に統一性が見られるようになり、養殖真珠の特質を生かしたより自由なデザインのジュエリーも作られるようになってきました。この章では養殖真珠を用いて製作された工芸品やジュエリーを紹介します。
主な展示品:明治末期華族所用髪飾具(国立歴史民俗博物館)、瑞鳳扇【前期展示】(国(皇居三の丸尚蔵館収蔵))、ブローチ「楓」、帯留「桜」、帯留「葡萄」、藤田君代氏(レオナール・フジタ〔藤田嗣治〕夫人)旧蔵真珠の首飾り(以上、真珠博物館)
※3月14日表記を訂正しました。

エピローグ 真珠を育む海、真珠を育む人
養殖真珠は、海と貝と人の手によって創りあげられている宝石です。真珠を育む三重の海、海に抱かれる貝から作り出される真珠、そして貝が元気に育つ環境をつくる人について紹介します。
主な展示品:特別出陳 第16回三重県真珠品評会三重県知事賞受賞・第48回全国 真珠品評会(浜揚げ珠)農林水産大臣賞受賞 養殖真珠
(6)主催:三重県総合博物館
(7)特別協力:ミキモト真珠島 真珠博物館
(8)協力:近畿日本鉄道株式会社、三重県真珠振興協議会
(9)後援:三重県博物館協会、歴史街道推進協議会
(10)助成:公益財団法人 岡田文化財団

2 関連事業 ※参加費はすべて無料です。
(1)事前申込が必要なイベント
1)三重県水産研究所の研究員が解説する「真珠取り出し体験」
内容:子ども向けの講座です。アコヤガイがどのように真珠をつくるのかの話を聞いた後、参加者自らが真珠をアコヤガイから取り出す体験を行います。1個の貝から5mmの真珠が最大2個出てきますが、1個も出てこない場合もあります。真珠が出てくるかのドキドキ体験ができます。
日時:4月27日(土)第1回 10時から11時まで 第2回 14時から15時まで
講師:三重県水産研究所研究員
場所:三重県総合博物館2階 交流展示室
対象:子ども(小学生以下)と保護者
定員:子ども1名と保護者1名の1組で各回25組
締切:4月6日(土)必着
備考:申込時に第1回か第2回どちらが第1希望か第2希望かをご記入ください。
協力:三重県水産研究所

2)記念講演会「人と真珠 そのかかわりを考える」
内容:真珠博物館は「人と真珠そのかかわりを考える」をテーマとして昭和60(1985)年にミキモト真珠島に開館しました。それ以来、国内外から訪れる多くの来島者に真珠の魅力を紹介しています。開館以来、展示に携わってきた松月館長に真珠博物館のテーマにまつわるお話をご披露いただきます。
日時:5月19日(日) 13時30分から15時まで
講師:松月 清郎(まつづき きよお)氏(ミキモト真珠島 真珠博物館館長)
場所:三重県総合博物館3階 レクチャールーム
定員:80名
締切:4月28日(日)必着

3)記念講演会「クラフトマンから見る真珠装飾」
内容:平成5(1993)年一級技能士全国大会の技能グランプリ金メダル及び労働大臣賞をはじめ、平成19(2007)年貴金属細工の分野で卓越技能者表彰(現代の名工)、平成27(2015)年黄綬褒章受章など数々の賞に輝いたクラフトマン首藤氏による、ジュエリーとしての真珠についての講演です。
日時:6月15日(土)13時30分から15時まで
講師:首藤 治(しゅどう おさむ)氏(ジュエリークラフトシュドウ代表)
場所:三重県総合博物館3階 レクチャールーム
定員:80名
締切:5月25日(土)必着

【申し込み方法】
※各イベントの締切日までに電子申請または往復はがきにてお申し込みください。
※電子申請は、当館ホームページのイベント案内からお申し込みください。
アドレス https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/84927046739.htm
※1通の申し込みで、1)のイベントは子ども1名様と保護者1名様の1組、2)3)のイベントは最大4名様までお申し込みいただけます。代表者の氏名、住所、年齢、当日連絡が取れる電話番号、参加者全員の氏名を記入してご応募ください。1)については、保護者名もご記入ください。
※応募者多数の場合、抽選となりますので予めご了承ください。
【申し込み・問い合わせ先】
〒514-0061 三重県津市一身田上津部田3060 電話:059-228-2283
三重県総合博物館 「パール展(イベント名)」 係

(2)事前申込不要のイベント
1)アンティーク・ティアラ装着体験
内容:ミキモト真珠島 真珠博物館所蔵の直径14mmの真珠が配されたプラチナ製ティアラ(1907年頃にヨーロッパで制作)を実際に装着していただきます。写真を撮影していただくことも可能です。
日時:4月28日(日)、4月29日(月・祝)
各日とも第1回10時から12時まで、第2回14時から16時まで
定員:各回20名(当日受付・先着順・開始1時間前から整理券配布・企画展の観覧券が必要)
場所:三重県総合博物館3階 学習交流スペース
対象:中学生以上
備考:参加には企画展の観覧券が必要です。整理券配布時には企画展の観覧券等は確認しません。整理券にイベント参加時間を記載していますので、各時間内にイベント会場へお越しください。イベントに参加される時に、観覧券または半券をお示しください。

2)学芸員による展示資料ミニレクチャ-
内容:担当学芸員が、展示の見どころを紹介します
日時:5月12日(日)、5月26日(日)、6月9日(日)13時30分から14時まで
場所:三重県総合博物館3階 レクチャールーム
定員:各回80名(当日受付・先着順・13時から受付)
対象:一般向け
備考:レクチャー終了後、展示室で実物を前に展示解説を行います。展示解説への参加は企画展の観覧券が必要です。

ブローチ「楓」(真珠博物館 蔵)

帯留「桜」(真珠博物館 蔵)

関連資料

  • チラシ(PDF(3MB))

関連リンク

地図情報

本ページに関する問い合わせ先

三重県総合博物館 電話番号:059-228-2283 
ファクス番号:059-229-8310 
メールアドレス:MieMu@pref.mie.lg.jp 

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