三重県総合博物館(MieMu)で現在開催中の開館10周年記念・第36回企画展「パール 海の宝石、神秘の輝き」展では、皇室ゆかりの「瑞鳳扇」と徳川家康所持と伝わる「真珠貝玉箱」を展示します。「瑞鳳扇」は真珠王とよばれた御木本幸吉が製作したもので、1,600個以上の真珠が使用された気品あふれる作品です。一方の「真珠貝玉箱」は天然真珠が141個もちりばめられ、金銀による細工も施された華やかな作品です。
このふたつの作品をよりお楽しみいただけるよう、展示資料の前で学芸員が解説するギャラリートークを開催します。ぜひご参加ください。
1イベント名:スペシャルギャラリートーク
2場所:三重県総合博物館(三重県津市一身田上津部田3060)3階企画展示室
※参加はすべて無料ですが、企画展の観覧券が必要です。(事前申込不要)
※開始時間までに、企画展示室入口にお集まりください。
3内容
(1)「瑞鳳扇【国(皇居三の丸尚蔵館収蔵)所蔵】をみる」
講師:甲斐 由香里(かい ゆかり)(当館学芸員)
日時:5月18日(土)14時30分から14時50分まで
概要:養殖真珠を用いた「瑞鳳扇」を中心に、実物を前に説明します。「瑞鳳扇」は、
1,600個以上の真珠が使用され、昭和天皇即位の時に、御木本幸吉が製作し三重県から宮内庁へ献上した工芸品で、現在国所蔵で皇居三の丸尚蔵館に収蔵されています。
※本作品の展示は5月19日(日)まで
(2)「真珠貝玉箱【徳川美術館所蔵】をみる」
講師:甲斐 由香里(かい ゆかり)(当館学芸員)
日時:6月1日(土)14時30分から14時50分まで
概要:天然真珠を用いた「真珠貝玉箱」を中心に、実物を前に説明します。「真珠貝玉箱」は徳川家康の所持した品で、尾張徳川家に伝来した品です。金や銀を用いた細工がなされ、141個の天然真珠がちりばめられています。
※本作品の展示は5月21日(火)から6月16日(日)まで
4対象:一般向け