三重県総合博物館(MieMu)では、県内各地の旧跡を訪ね、三重の歴史や文化への興味を高めていただくことを目的に文化財探訪を開催しています。今回は、江戸時代、伊勢商人を代表する豪商を輩出した二つの地域、松阪市の射和(いざわ)と多気町の相可(おうか)を、当館学芸員の案内で巡ります。歴史にふれ、地域の文化財のすばらしさを感じていただく機会です。ぜひ、ご参加ください。
1 日時:令和7年11月22日(土曜日) 12時30分から15時20分まで
※集合場所 JR相可駅前広場(受付時間 12時から12時30分まで)
※解散場所 三重交通バス 射和バス停
※できるかぎり公共交通機関(三重交通路線バス)をご利用ください(三重交通バス相鹿上神社前バス停からJR相可駅までは約500m)。自動車でお越しの場合は、抽選終了後駐車場所をお知らせしますが、集合場所からは最短1km程度、解散場所からは1.8km程度離れた場所となります。
※少雨決行。荒天、気象警報発令または発令が予想される場合は中止とします。
中止する場合は、前日17時までに決定して、参加者に連絡します。
2 実施場所:【相可】浄土寺、西村広休植物園跡(県指定天然記念物ふう樹)、相可の道標、旧
両郡橋(りょうぐんばし)跡ほか
【射和】本宗寺、伊馥寺(いふくじ)、延命寺、射和文庫、旧松電射和駅跡ほか
3 内容:櫛田川に架かる両郡橋の両端には、松阪市の射和、多気町の相可、という江戸時代にはともに豪商を輩出した地域があります。伊勢本街道の宿場であった相可には、豪商・大和屋西村家があり、幕末には本草学者でもあった西村広休を輩出しています。浄土寺では西村家の霊廟も見学します。
一方、射和は、もとは丹生の水銀を原料としていた白粉(おしろい)の販売を基礎に発展した地域で、幕末、勝海舟とも親交のあった竹川竹斎を生んだ竹川家のほか、富山家、国分家などの豪商が知られています。
配布資料をもとに、訪れた旧跡や寺院の歴史や伝承等に触れ、親しむ機会とします。
※天候によって行程が変更になる場合があります。
4 対象:中学生以上
5 定員:20名
6 参加費:無料
7 服装・持ち物:軽装、運動靴(ハイヒール等は不可)、帽子
8 申込方法
※往復はがき、または電子申請にてお申込みください。募集期間は11月1日(土曜日)まで。当日必着。締め切り後、一週間程度を目途にお返事いたします。
※電子申請は、当館ホームページのイベント案内からお申し込みください。アドレス http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/84927046739.htm
※1通の申し込みで最大4名様までです。代表者の氏名、住所、前日および当日連絡が取れる電話番号、見学中に緊急事態が起こった場合の連絡先(本人以外)、参加者全員の氏名、年齢(イベント保険加入のために使用します)、当日駐車場の要・不要を記入してご応募ください。
※応募者多数の場合、抽選となりますので予めご了承ください。
9 申込・問い合わせ先
〒514-0061 三重県津市一身田上津部田3060 電話:059-228-2283
三重県総合博物館「文化財探訪」係
10 主催:三重県総合博物館(MieMu)
11 協力:射和文庫(松阪市)、浄土寺(多気町)