三重県総合博物館(MieMu)では、収蔵資料を広く県民にご覧いただくことを目的に、三重の実物図鑑特集展示「ミニ館蔵品展」を開催します。
三重県総合博物館では、開館以来、三重県の歴史や文化に関する資料を多数収集、収蔵しております。それらの中から、近世から近代にかけて活躍した三重県ゆかりの文人の作品を紹介します。
1 期間:令和8年10月24日(土曜日)から11月23日(月曜日・祝日)までの開館時間中
2 場所:三重県総合博物館3階 三重の実物図鑑人文コーナー(津市一身田上津部田3060)
※どなたでも無料でご覧いただけます。
3 主な展示資料
・磯部百鱗(いそべ ひゃくりん)六歌仙図
小野小町や在原業平などの六歌仙を描いた作品。作者の磯部百鱗(1836から1906年)は、幕末から明
治に活動した日本画家です。内宮御師家の出身で、弟子に伊藤小坡(いとう しょうは)・中村左洲
(なかむら さしゅう)・川口呉川(かわぐち ごせん)らがいます。
・中村左洲 海岸漁舟図
海岸近くで漁をする舟を描いたもので、昭和4年(1929)の作品です。中村左洲(1873から1953年)
は、三重県を代表する近代の日本画家のひとりです。伊勢市二見町の出身で、磯部百鱗に師事しまし
た。
・藤堂雲逸(とうどう うんいつ)山水図
絹に描かれた「渓山深秀」と題された山水図です。作者の藤堂雲逸(1816から1887年)は、津藤堂藩
に仕えた藤堂出雲家の当主です。詩文や絵がたくみで、藩政にも深く関与し、維新後は津藩大参事を
勤めました。
・小野寺梅丘(おのでら ばいきゅう)鍾馗図(しょうきず)
魔除けの神として知られる鍾馗を描いた作品です。小野寺梅丘(1888から1963年)は、三重県津出身
の日本画家です。青木梅岳(あおき ばいがく)や山本梅荘(やまもと ばいそう)に絵を学びまし
た。本名を「澄夫」と言うことから「梅丘澄」と署名しました。