斎宮歴史博物館では、数多くの収蔵品の中から、背景に奥深い物語をもつ資料を選りすぐった「逸品(いっぴん)」を展示するミニ展示を、平成27年度より開催しています。
今回の展示では、史跡斎宮跡で出土する土器の中でも、平安京で使われた土器を丁寧にコピーしたとみられるものをご紹介します。
1 開催日時 平成31年3月5日(火)から平成31年5月19日(日)まで
9時30分から17時まで(ただし入館は16時30分まで)
期間中の博物館休館日:毎週月曜日(祝休日の場合はその翌日)
※ ただし、4月27日(土)から5月6日(月・祝)までは連続開館しています。
2 会 場 斎宮歴史博物館エントランスホール(三重県多気郡明和町竹川503)
3 内 容 平安時代の斎宮のなかでも、斎王の住まいである「内院(ないいん)」とその周辺で
は、10世紀の後半から12世紀にかけて、三重県内ではあまり見かけない奇妙な形を
した土師器(はじき)の皿や、とても白い色をした土器が出土します。
これらは、当時のみやこであった京都の平安京で使われていた土器の形や特徴を、斎
宮の地元の土器づくりの工人たちがコピーしたものです。斎王の身の回りを、少しでも
斎王の生まれた都のようにしようとしたのでしょうか。
この展示では、その出来栄えをご紹介します。
展示資料:土師器杯・皿・高杯ほか(重要文化財を含む)
4 観覧料金 無料(常設展の観覧には別途観覧料が必要です。)
5 問い合わせ先 斎宮歴史博物館
電話:0596-52-3800(代表) FAX:0596-52-3724
6 主催 斎宮歴史博物館