斎宮歴史博物館では、職員が日頃の研究成果をわかりやすく紹介する、イブニング講座(全9回)を開催します。
第6回は、「西行が見た斎宮~平安時代末期の斎宮の様相を探る~」と題し、全盛期を過ぎた中世斎宮の歴史を紐解いていきます。ぜひご参加ください!
1 開催日時
令和元年12月13日(金) 17時30分から18時30分まで
※ 受付・開場は17時から
2 会場
斎宮歴史博物館 講堂(三重県多気郡明和町竹川503)
※ 博物館正面口からではなく、通用口からの入館となりますのでご注意ください。
3 内容
源平争乱により全国が動乱に巻き込まれた平安時代末期、伊勢国も例外ではありませんでした。斎王が
不在で築垣も崩れ荒廃した斎宮の様子を見た漂泊の歌人西行は、「いつかまたいつきの宮のいつかれて
注連(しめ)のみうちに塵(ちり)を払はん」と詠いました。この頃の斎宮はどのような状況だったの
でしょうか。当時の記録史料から探ってみたいと思います。
4 講師
天野 秀昭(あまの ひであき) 学芸普及課 主幹
5 定員
125名
6 参加方法
当日先着順 無料
7 問い合わせ先
斎宮歴史博物館 調査研究課 イブニング講座係
〒515-0325 三重県多気郡明和町竹川503
電話0596-52-3800(代表) FAX0596-52-3724
8 今後のイブニング講座のスケジュール
第7回 令和2年1月10日 講師:川部浩司(かわべひろし) 調査研究課 主査
「農耕開始期のムラの構図 ~濠(壕)をめぐらすムラの系譜と変遷~」
第8回 令和2年2月14日 講師:松田茜(まつだあかね) 学芸普及課 学芸員
「陽明門院禎子内親王~良子内親王の母の華麗なる血筋と苦難の生涯~」
第9回 令和2年3月13日 講師:船越重伸(ふなこししげのぶ) 学芸普及課 主幹
「貴族の個性はお香から」