斎宮歴史博物館では、飛鳥・奈良時代の初現期にあたる斎宮の解明を目的とした発掘調査を行っています。発掘調査の結果、飛鳥時代の終わり頃(およそ1,310年から1,350年前)の斎宮の中枢域で、掘立柱の塀や建物などが発見されました。この機会に、発掘調査成果を広く皆様に知っていただくため、現地公開を開催します。
1 日時 令和3年1月16日(土)10時00分から12時00分まで
※ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、担当者による詳細な説明は行いません。
12時まで調査現場を自由にご覧できます。なお、個別の質問等にはお答えします。
※ 受付周辺や現地内など混雑する場所では、マスク着用にご協力ください。
※ 緊急事態宣言が発令されている都県及び飲食店等への営業時間短縮等の要請がなされ
ているエリアにお住いの方については、ご参加をお控えください。
※ 少雨決行としますが、悪天候の場合は中止します。
※ 午後は、現地公開を行いません。
2 場所 史跡斎宮跡第199次発掘調査現場(三重県多気郡明和町竹川字中垣内426他)
※ 斎宮歴史博物館から南に約500mの近鉄山田線の線路沿いです。
車でお越しの際は、ふるさと広場南の砂利敷駐車場に駐車してください。
駐車場から徒歩約5分で発掘調査現場までお越しいただけます。
3 担当者 斎宮歴史博物館職員
4 参加費 無料
5 見どころ
発掘調査地は、飛鳥時代の終わり頃の掘立柱塀で区画された斎宮中枢域に位置します。区画
の北西角や正殿と推定される中心建物、西脇殿とみられる掘立柱建物を確認し、斎宮中枢域
の構造や規模、遺構の変遷が明らかになりました。斎宮の成立や伊勢神宮との関係を考える
上で重要な成果となります。
6 問い合わせ先
斎宮歴史博物館 調査研究課
電話:0596-52-3800(代表)
FAX:0596-52-3724
7 主催 斎宮歴史博物館